すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

雪のやり場所

 暖冬が一変してあっという間に豪雪になった。当地柏崎市は一晩で50cm降った。消える時も早いが降る時も見ているうちに積もるから、怖い物だ。

 さてうちの町内では3年前から除雪困難者世帯の為に車庫前や玄関前の除雪を引き受けている。今日も今日とて夜の明けきらぬ朝5時から出かけていって除雪をしてきた。で、毎年思う事だが、除雪をする際困るのは雪のやり場がない事だ。土地に目一杯家屋や車庫が建っている家が少なくない。空いた場所が有ってもそこは庭になっていて雪を捨てられない。

 こんな状況だから甚だ困る。うちの町内は出来てから随分経つ(一昨年が町内会創立40年)から、道路幅は決して広くない。幹線道路が6m幅、枝線は4m幅だ。従って4m道路に面した家など車庫前の雪を何処へ持って行こうか、そこからまず思案しなければならない。これが降った雪が少量ならさして困らないのだが、今朝みたいに一度に50cmドカッと降られた時が困るのだ。ひたすら上に重ねるしかないから、労働力は倍になる。
 
 こう言う家に住まわれる方は家を建てる時に一体雪を捨てる場所の事を考えているのだろうか?春になれば消えるからとか、ここの所暖冬だから大して雪は降らないだろうと高を括っているのではないか?だが寺田寅彦ではないが「天災は忘れた頃にやって来る」。大雪になったら屋根の雪下ろしも出来ないでは甚だ困る事になるだろう。

 家を建てる時や庭を造る時はせめて少しは雪のやり場を考慮して貰えないものだろうか。そうでないと折角除雪協力に行っても満足に役目を果たす事が出来ない。これは協力する側もされる側にとっても残念な事だ。雪国にお住まいの方はこれから家を建てる時は是非このことを考えて貰いたいものである。

一晩であっという間に大雪になってしまった。
一転してモノクロームの世界に。