未だに仕事をしていた時の夢をよく見る。仕事をしていた時にはそれほど見た記憶が無いのに、辞めてからよく見る。何でだろう？それもいつも決まって時間に追われたり、難儀をしている夢だ。たまには楽しい夢を見たいのだが・・・・。
そう言えば亡き母がよく言っていたが、私の八つ上の兄は子供の頃見る夢は泣いている夢で、三歳上の姉はいつもホホホと笑っていて、私はいつも怒っていたそうな。あ、これ、多分前に書いた事が有ると思うけど・・・・。まあ、それはともかく、いつも怒っている夢を見ていたと言う事は、その頃から反骨精神旺盛だったのかも知れぬ。で、今も仕事の夢を見ている時は仕事が間に合わぬとじれてイライラしたり、上からの理不尽な要求に怒っているのかも知れない。
三つ子の魂百までもで今もって怒りっぽいのはしょうがない。でも我慢も知っているから、何とか世渡りして行けるのだろう。しかし、一体いつまでこの仕事の夢を見なくなるのか。おそらく死ぬまでかも知れぬ。それほど毎日の仕事の緊張感で息を抜けなかったかのかも知れない。
考えてみれば良く綱渡りの如く仕事をこなしてきたもので有る。18才で高校を出てから風邪を退いて寝込んだと言う事が無かった。風邪をひいて寝込んでは仕事を間に合わせられなくなるからと言う思いが強くて、気が張っていたのだろう。恐らくその張り詰めた思いが、仕事を辞め、気持ちが弛緩している眠っている時に夢に現れるに違いない。
仕事は40年間やったから、多分40年間休まないと仕事の夢は見ないで済むようにはならないかもね。あ、そうするとあの世へ行ってもみている事になるな、アハハ。
