すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

日光へ修学旅行

コミセンの企画で日光へ修学旅行へ行ってきた。天候はやっぱり雨。ま、しょうがないか。朝6時半にコミセンを出発。高速道路を沼田で降り、一路金精峠へ。丸沼の辺りは既に紅葉が終わっていたが前後はまだ落葉せず綺麗だった。時折青空も見られたが、峠を下って中禅寺湖へ向かうも霧雨だが反って降りが良くなった。晴れていれば中禅寺湖いろは坂日光市街が一望出来ただろうが残念だった。

 まあ私はその景色を一度は見ているんだから良しとするか。けれど中禅寺湖へ来てみると辺りは紅葉真っ盛り。やはり晴れてればなあとお天気を恨めしく思った。

 バスは華厳滝へ。中学生などの団体客で一杯だあ。雨で平日だから空いているかと思ったが甘かった。やはり行楽シーズンの名所だねえ。

雨とガスで霞む華厳滝。晴れてれば紅葉と伴って映えるんだけどねえ。

エレベーターで下へ降りる予定だったんだけど雨で取りやめに。

 華厳滝を早々に切り上げていろは坂を経て日光東照宮へ向かう。
そこのレストランで昼食を摂り、その後東照宮を参拝する。

日光いろは坂は嘗ては対面交通だが、危険の上観光シーズンは交通渋滞の原因といなっていたので、今では登り専用の第一いろは坂、降り専用の第二いろは坂に分かれている。いろは坂の由来はカーブの数がいろは48文字と同じ48有ったと言う事から名付けられたそうな。ちなみに第一いろは坂は「い」から「な」までだそうだ。

このカーブは「ひ」。道路幅が狭いし、カーブの連続だからバスの運転手さんは大変だ。

 午後の東照宮見学に移る前にまずは腹拵え。日光は湯葉で有名らしく、湯葉の刺身?が付いている。この写真には写ってないがこの後湯葉を使ったお吸い物が届く。

 向かいの日光カステラのお店へ土産物を買いに行く。何で日光とカステラが結びつくのか良く分からん。しかも東照宮に習ってか金粉入りだよ。長崎ならカステラなんだろうけど。はい、当然私はお高いので買いません。(ケチ!)
日光カステラの店内。みんな良く買ってくよねえ。

いよいよ東照宮。あー、人が一杯だー。苦手だなあ、こう言うの。雨の平日でこんなだから、これが晴れて休日ならどうなる?ぞっとする〜。 

五重塔。建物はどれもこれもお色直しをしたらしく綺麗だ。

狩野探幽が下絵を描いたという象。探幽は象を見た事がなかったから想像で描いたという。

象アップ。

「象」の建物の向かいは三猿(見ザル、言わザリ、聞かザル)の彫り物が有る。

 いよいよ「日暮らしの門」と呼ばれる陽明門の所へ。凄い人出だ。話してる声を聞くと中国語。ひえ〜、観光地は何処へ行っても中国人だらけだべ。

陽明門

陽明門裏側アップ

眠り猫。耳を立てている事から実は狸寝入りをして相手に油断をさせているという説もある。ちゃんと見張りをしてますよと言う訳だ。

彫り物はどれも見事で名人が腕を競って制作したと言っていい。

 鳴き龍の有るお堂内は撮影禁止なので、天井の龍の絵を写真に収める事は出来なかったが、ちゃんと拍子木の響きを聞く事が出来た。鳴き龍現象とはオーディオで言う所のフラッター・エコーですな。

正面のお堂が鳴き龍のあるお堂。

紅葉してはいるが、どうも青空が出てないとイマイチだなあ。

最後に修復工事中の輪王寺三仏堂を訪れる。修復されたされた阿弥陀三尊像を拝み、お坊さんの解説を聞く。それにしても観光地のお寺や神社はどうしてこうも最後に自分の所で売っているお守りや香袋の宣伝をするのだろう?やっぱり信心よりお金なんだね。

輪王寺三仏堂は工事中。正面にお堂に合わせた巨大な完成写真が貼られていました。

 三仏堂の前で一同の記念写真を撮り、帰りのバスへ。帰路は宇都宮へ出て北関東自動車道から関越道、北陸道への道を取りました。コミセン到着午後7時半。疲れたあ。やっぱり団体行動はせわしない。安く行けて便利なんだけど、やっぱりオイラには合ってないかも知れない。この次はのんびり行きたいな。