やっとお天気になったので今秋初めてのナメコ採りに出かけた。昨年の今頃はまだ暖かかったので落葉していなかったが、現地に着いたらほぼ半分程度は落葉していて樹林の先まで見通せる。気温は7度。最近は大分冷え込んできたので、大いに期待が持てる。
まず毎年出てくれる倒木の所へ行く。ここは昨年は出が遅く、雪が降ってから採った所だ。果たして今年は?
表側はご覧のように殆ど出てない。裏の方に少しだが出ていたので収獲した。
この木に生えるナメコはオクテのようで幼菌も沢山有った。
いよいよ私達だけしか知らない秘密ポイントへ入るが、その前に入り口近くにある嘗ては大量に出た木の所へ行く。しかしこの木は今では樹皮が剥がれ、丸坊主になっていた。それでも幹の中ほどにキノコが生えていたので、もしやと思って行ってみたが、腐りかけたナラタケだった。やっぱりこの木はもうダメですね。
ポイントへ行く途中で樹皮は剥がれているが、ムキタケの出ている木を発見。
結局ムキタケ採れたのはこの木1本のみだった。嘗てあれほど採ったムキタケも
今では殆ど採れなくなったので、何か懐かしい。
ポイントに到着して最初に見つけたのがこの木。
この木も樹皮は剥がれていたが、ナメコは出ていた。しかし幹に出ていた物は幾分ひからびていた。
最初に見つけた木の下にもう1本生えている木を見つけました。
こちらも根元のみ。
これは比較的早生のナメコが出る木なのですが、やはり左半分が腐りかけていました。
グッドタイミングで採るのは難しいですね。
でも裏側の方はご覧の通り、活きのいい奴がビッシリ。
嘗てはこの木も幹の上の方までナメコが出たんですが、今はさっぱり。
しかもこの木に架かるようにもう1本出る木が有ったんですが、
その木は何処へ行ったやら?腐って無くなったのかも。
これは崖っぷちに生えている木ですが、これも昨年まではちゃんと幹の上
の方まで出ていたんですが、今では根元のみ。しかもこの木はムキタケ
まで出ていたんですが、今年は影も形も見えず。
その後昨年Fさんが見つけた大量にナメコが出ている木を探しに沢の方
へ降りて行きますが、肝心の木がさっぱり見つかりません。上へ行ったり戻ってみたり、右往左往しますが中々見つかりません。漸くそれらしき地点に来てみましたが、どうもおかしい。昨年大量に出た木が無くなっているのです。おかしいな。場所を間違えたのかなと思ったのですが、やはりこの場所です。雪かなんかでダメになったのだろうか?散々歩き回って疲れたので、諦めて上に戻り、次の地点へ行く事にしました。
場所を変えて一昨年Fさんが見つけた木に行くが、残念先客に採られた
後でした。これはお残りさんが大きくなった物。
同じ森の中で昨年見つけた木の所へ行くとこれも先客がありました。
ただこの木はナメコとクリタケが同居していて、クリタケは先客が
ナメコほどご所望でなかったのか、そこそこ採れました。
またまた森を変えて今度はこの森へ入ります。新規開拓しないとね。
途中立ち枯れの木にナメコが生えているのを見つけましたが、残念遅すぎました。ひからびてボロボロでした。その後森をあちこち彷徨しましたが、結局見つかったのは木の株に生えていた物だけ。中々新規開拓は難しいですね。
今回は昨年の半分くらいしか収獲出来ませんでした。楢枯れが起きてキノコが出るようになって随分経つが、流石に樹皮が剥げて無くなり、随分とナメコの出が悪くなってきた。新規に出る木を見つけないと、来年辺りはまた採れる量が半分程度になるのではないかと戦々恐々としている次第である。