午前にテレビを見ていると、いきなり草津白根山噴火のニュースが飛び込んできた。「え、まさか!」 が正直な感想だった。確かに最近は火山活動がやや活発になってきていて、周辺は立ち入り禁止の状態だったが、まさか噴火するとは思わなかった。
気象庁の火山予知連絡会からの警報が今回も事前に出なかったのが残念だ。確かに予知の難しさはあるが、御嶽山の事故の教訓を生かして何とかして欲しかった。そして残念ながら今回も犠牲者が出たのは痛恨の極みである。
草津白根山エリアガイドマップ
思えばこの山には過去何回も行っているので、私自身今回の噴火については非常に驚いた。一番最近に行ったのは2011年の9月27日だ。その時は今回の噴火地点の鏡池の近く、本白根山展望台まで行っている。僅か6年ちょっと前だ。げに自然は恐ろしい。火山の長い歴史から見れば、6年前など一瞬の間だ。
本白根山展望所
本白根山中央火口
火山がもたらしてくれるのは温泉や周囲の美しい風景だけで無く、今回のように災害ももたらす。改めて火山国日本に住むことの有り難さと怖さを実感した。今回の噴火で亡くなられら自衛隊員の方のご冥福をお祈り致します。