コミセンいきがい部の企画で妙高笹ヶ峰にきのこ狩りに行ってきた。今回は昨年のスライド映写によるキノコ講習会に続いて言わば実践編と言える。台風24号が当日こちらに来やしないかと、大変心配したが、何とかその前に通過してくれたようだ。しかし当日の朝はこちらはまだ風が強く、雨も降ったりして、些か不安定な空模様。
しかし上越の方はお天気がいいはずだと気を取り直して、総勢32名で出発です。予想通り上越の方はいいお天気です。雨が降ったお陰で虹も見る事が出来、ラッキー!本日のガイド役はキノコ博士のH先生、長年、市のキノコ鑑定士を務められる方で、キノコに関する著書も沢山有る先生です。
現地へ着きました。標高1300m。少し肌寒さを感じますが、なに、キノコ採りに動き回ればちょうど良くなるはずです。最初に先生から注意事項の伝達が有って、午前10時15分。いよいよ進軍開始です。これから12時10分前の集合時間まで果たしてどれくらいの収穫が有るか、楽しみです。ただオオツガタケなどは収穫の最盛期を過ぎているため、どれくらい採れるかやや不安。(笑)
綺麗な黄色い花が咲いてると思ったらアレチマツヨイグサとのこと。
♪親亀の上に子亀を乗せて〜。珍しや、キノコの上にキノコが
生えてる〜。
早くも一休みされている方達もいます。(笑)
でも景色もお天気も良く、気持ちがいい。
ベニテングダケ一家見参!
これは珍らしい、イッポンシメジ。H先生もお目にかかるのは
30年ぶりくらいとの事。特徴は傘が波打つ、柄の長さと傘の直径が
同じくらいで有る事など。勿論、毒きのこです。
本日のトップ賞。我が町内のHさんが採ったオオツガタケ。
やはりまだ残っていました。
お昼を摂った後は自由散策です。でも碌なきのこを採らなかった私はハナイグチを採りにいつもの落葉松林へ。でも残念、皆大きくなりすぎていました。数本まだ小さい奴を採ったのみ。せめて10日早く来ていたら・・・。
こうして1日清々しい高原で歩き回り、気持ちをリフレッシュしました。みんなできのこ狩りに出かけるのも楽しいですね。
でもH先生曰く
「きのこ狩りというのは食べられるきのこを採ってくるもので、ほとんどが食べられないきのこばかりだから、こりゃあ、きのこ狩りにならないんだけど、皆さん結構楽しめようですから宜しいでしょう。これを機会にどんどんきのこ狩りにチャレンジして、自然に親しんで下さい。」
との事。まあ、毒きのこ狩りに来た訳じゃないんだけど、結果的にはそうなってしまったようで。(笑)
しかしこれで皆さんオオツガタケの出る場所と時季が分かったようですから、ひょっとして来年は時季になると我が地区の住人が大挙して笹ヶ峰高原に押しかけるかも?(笑)