すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

英国疑似体験旅 in 福島(その3)

 さて翌朝です。学生さんの団体も宿泊しているので、朝食はまずそちらからという事で、我々一般客は8時15分と遅めです。そこで朝の散歩をすることにしました。雨で無くて良かったわい。標高1000mほどの高原なので、流石に朝は気温が低い。そこで部屋に用意してあった黒いマントみたいなものを着ます。これを着るとハロウィーンの魔女になったみたい?

 敷地の周囲に遊歩道がありますので、ここを歩く事にします。予定では展望台に行って羽鳥湖を上から眺める予定だったんですが、何故かそちら方面は立ち入り禁止になっていました。どこか崩れた所でも出来て危険になったのかな?残念です。

朝が来ました。今日もお天気が良さそう。

散歩の途中でキノコを見つけました。ホンシメジにちょっと
似てるんだけど、自信が無いので捨てました。地元だったら
持って帰ってH先生に見て貰うんだけどなあ。

広葉樹の森を歩きます。お揃いの黒いマントを着て歩いていると
どこかの宗教団体の信者さんみたい。(笑)

塀に派手なタイルが貼ってあるメルヘンチックな広場の所へ来ました。

良く見るとペットボトルのキャップも利用しています。
廃物利用とは素敵だねえ。

広場の近くには城郭を模した建物が有りました。
Barracksと説明書に書いてあるから、兵舎ってこと?

まだギボウシが残っていました。

ホルベインの名前がついたゲストハウス。(宿泊棟)
チューダー様式で建てられている。

 さて朝食の時間となりました。朝食は何処のホテルもそうであるようにバイキングです。まあ、それ程大した料理はないんだけど、バイキングってつい食べ過ぎちゃうんだよねえ。(貧乏人の証拠だよ)

リフェクトリーと呼ばれる食堂内の全景です。

 さて朝食も終え、チェックアウトも済ませたので、次は会津若松に向かいます。しかしSさんが羽鳥湖を見てみたいというので、行きがけに見て回る事に。楽しかったブリティッシュヒルズともお別れです。名残を惜しみながら羽鳥湖へ。

 しかし行けども行けども、樹間からはチラホラと見えるのですが、中々全貌が見えません。漸く湖を一周しようかという所まで来たら、そこはダムの所でした。

漸く羽鳥湖を見る事が出来ました。冬は凍るのでワカサギ釣りかなんか
出来るらしい。

羽鳥湖はダムによる人造湖で細長い形をしている。
周囲もその分長いので、散策するには良いかも。

 いよいよ会津若松に着きました。大抵の人が実は学生時代に来てるんだろうけれど、私は初めてです。白虎隊が自刃した飯盛山に向かいます。

どっひゃー、長く急な階段じゃー。年寄りにはキツイから、迂回して「さざえ堂」の有る方から登ります。

重要文化財の「さざえ堂」を見に行きます。

内部に二重螺旋構造を持つさざえ堂です。

入り口の彫刻も見事です。

天井には何やらスポンサー?のお札が天井や壁に
めったやたらに貼られていました。

中はご覧のように階段は無く、二重螺旋構造のお陰で
人とすれ違う事は有りません。

さざえ堂を横から見た所。

 入っては見たものの、あっという間に見物は終了です。何せ上って下るだけだもんね。これで拝観料400円はちとお高いんでねえの?(文句言うのなら、止めればいいでしょ)

白虎隊の少年達の墓。

鶴ヶ城の方から立つ煙を見て落城したと思い、自決した少年達だが
これはその煙を見る少年武士の像。

 さて今度は旅の最後に喜多方で名物のラーメンを食べたいというので、自動車専用バイパスを通り、一路喜多方へ。到着した時は既に午後1時近くになっていたので、さぞかしラーメン屋さんも空いているだろうと思ったが甘かった。平日というのにお店の前は長蛇の列。結局30分以上待って漸くお昼にありついた。

ラーメン屋さんの前は長蛇の列。流石喜多方ラーメン

IさんとNさんが注文したネギチャーシュー麺
チャーシュー何と11枚入りだよ〜ん。

喜多方ラーメンは評判通り美味しかった。帰りに車を駐めた「ラーメン館」に寄り、お土産を買いました。

ラーメンに関するありとあらゆるものが売られているラーメン館。

ご覧のようにラーメン鉢だって子供用のものから様々有りますよー。


 さて楽しかった福島の旅を終え、帰路につきます。慌ただしかったけど、想い出が一杯出来た旅となりました。私の車が間に合わなかったため、車を出してくれたNさん、計画の段階から色々と手続きをして下さったSさんには感謝です。また何かの機会に皆さんとご一緒出来ればと思います。冥土の土産になりました。(笑)