えー、休筆する前にイタチの最後っ屁ではないけれど、もう1編。(エー、止めたんじゃなかったの? まだ書くの? アンタも往生際悪いわねえ)
先日中学校の同期会開催幹事メンバーのM君と市の産業文化会館の会場をチェックしに行った折のこと。
M君:「あのさー、産分へ一緒に行ってくんねえかな?迎えに行くからさあ。」
私:「あー、まあ今は暇だからいいよ。」
「そんじゃさあ、今ドン・キ・ホーテで買い物してるから、それが終わったら、行くから。」
「はいよ。」
だが30分経ってもM君はやって来ない。おかしいなあ。ドン・キからは10分も有れば十分なはずだが・・・・・と、そこへM君から電話。
「あのさー、悪いんだけど、今、駐車場へ出たら車が見つからねえんだよ。でさ、散々探しても見つからないもんだから、よっく考えてみたら、俺さ、屋上の駐車場に駐めたんだよな。だからそれに気付くのに手間取って、今こんな時間だろ? お昼食べてから産分に行くことにしないか。」
道理でいつまで経っても来ない訳だ。しかし、自分が車を駐めた所を覚えていないって、ひょっとしてコイツ、認ちゃん(認知症)になりかかってないか? まあ、良心的に考えて以前駐めた所の記憶がごっちゃになって間違えてしまったんだろうとは解釈出来るが、それにしてもである。
だがそうそう他人を揶揄していられない。実は私にも似た様な経験があるからだ。それは今を去ること数年前、茨城県のFさんの所へ行く途中、太田強戸PAにトイレに入りに立ち寄った時のことだ。用を済ませて駐車場の所へ来てみたが、私の車が無い。
あら、これはどう言うこと? まさか盗まれる訳ないよなあ。鍵はちゃんと持っているんだし。ちゃんとロックもしたはずだし。だがいくら懸命に探しても私の車は無い。その時だ。建物の向こう側にも駐車場が有ることに気がついたのは。
何と私は入った時と出た時の駐車場を取り違えていたのだ。道理でいくら探しても見つからない訳だ。まあ、いくら何でもオイラのボロ車が盗まれる訳は無いよなと、その時は一笑に付したが、今、考えてみると、私もその時既に認ちゃんのお仲間に入ったのかも知れぬ。他人のことは言えないよなあ。(笑)