今日は快晴。絶好の山菜採り日よりじゃー。昨年はまずゼンマイ採りに行ったらまだ少し早く、ウド採りに行ったら後塵を拝した。じゃによって今年は順番を変えてまずウド採りに行く事にした。今日は平日じゃからして余り多くの山菜採りの人は山へ入っていまい。そこが付け目だ。
食料をコンビニで買い込んでいざ目的のお山へ直行。お山は今が花盛り。桜は満開で見頃です。更に全山至る所にカタクリが咲いていて圧巻の眺めです。崖の際にはまだ雪が残っています。こんな清々しい日だと例え獲物は採れなくても満足した気分になれます。（ホントかな？）
着いたぞー。予想通り誰も来ていない。ふふふ、狙い通りじゃ。これでウドをリュックふっとつ（沢山）詰めて帰れるぞ。（採ってから言ってよね）おお、それにしてもこの山はほんとコゴミが凄いな。全山コゴミだらけだ。（さっきカタクリだらけだと言ったじゃない――エエイ、ウルサイ！）
何処を見てもコゴミだらけだ。
お珍しや、白いカタクリを発見。あ、コイツは春から縁起がいいわい。
あちこちにカタクリの花が満開です。
キスミレにカタクリと色の取り合わせも良いようで。（笑）
さてお目当てのウドを探しに掛かるが、これがどうした事か1本も無い。毎年採る場所で懸命に探すが全然出てないのだ。さては少し来るのが早かったか。道理で人が来ていない訳だ。（笑）でも1本たりとも出ていないってのもなあ。何でも早生（わせ）と晩生（おくて）が有る筈だから早生の奴が出ていてもいい筈だ。
しかし探せども探せども全然見つからない。いくら山へ来て清々しい気分になろうとも収穫ゼロなんて腹の虫が治まらない。（ほら、やっぱり）しょうがないからもっと先へ行ってみる事にした。周回コースの鞍部まで行く。
何処へ行ってもこの「ニセゼンマイ」が出ている。本物のゼンマイがこれ位有ったらなあ。
そこでやっと見つけました。ニセウドなんかじゃない。（私が勝手につけた名前）ちゃんと茎に毛が生えています。やれ嬉しや。やはり有りました。諦めなくて良かったあ。そこの斜面は丹念に探すと結構有りましてリュック一杯獲れました。エー、アタシャ前夜マーさんに明日はウド採りに行ってくるのでお前さんの分もちゃんとお裾分けするから会社の帰りに寄るようにと言っておいた手前、採れなきゃどうしよう、面目丸潰れじゃーと思っていただけにホッとしたぞよ。
漸く見つけました。さても恐ろしき、あ、執念じゃー。（講談やってんじゃねー）
ともかく大猟で帰りはルンルン気分です。周りの景色も一段と美しく見えます。やっぱり春のお山は最高だね。（現金な奴！）
遠くに雪を被った守門岳が見える。新緑が目にしみますなあ。
駐車場へ着いたらこの車が有った。やはり山菜採りに来ていた老夫婦の車で、私が一服していると向かいの山から下りてきて今年はまだ早いようだと仰っていた。うん、確かにそうだけどオイラしっかり採って来たもん。どんなもんだい。エッヘン。（また威張る）ご夫婦の篭はコゴミで一杯。やっぱりね。（笑）まあ、そんな訳で多分来週はウドの数より人の数の方が多いかも？（まさか）帰宅したら近所の人にお裾分け。皆「初物だ」と言って喜んでくれたのが何よりです。
やっぱりこんなお天気のいい日は誰かしら来ているよね。（笑）
