Uさんから「もうゼンマイ出てるって。毎日採りに騒いで一杯採ってきた人いるよ」と聞かされ、ナヌ、さすれば採りに行かねばならんと、重い腰を上げた。
実のところ今年は雪が多かったから、もうちょい先かとも思っていたのだが、雪消えがことのほか順調だったようで、確かにゼンマイを干している家も少なくない。他人に先を越されては敵わんから、早速出かけた。しかしやはり少し早かったようだ。でも折角来たんだから、手ぶらでは帰れませんよ。一応探してみます。
春一番に咲く花は今が盛り。綺麗だなー。お馴染みキクザキイチゲどす。
ショウジョウバカマ。何でも盛りの時が一番美しい。
こちらはショウジョウバカマの白。
沢の入り口にはほとんどゼンマイが無かったので、やはりまだ早かったかと諦め掛けていたのですが、いつも大量採取する地点で漸く見つけました。
花が綺麗です。タムシバでっせ。
別の沢に入ったら先客がいたみたいで、綺麗にゼンマイは採られていました。くやしいな。
もう一丁、おまけだ。イカリソウ。
少しは採ったが、まだ採ったと言うほどには採ってない。そこで帰り際に別の沢へ入った。これが大当たり。私の先を越してゼンマイを採っていたオジサン?もどうやらこの沢へは入らなかったようだ。お陰でいいのが採れましたよ〜ん。
まあ、下見にしては十分採ったので、後はまた来週のお楽しみという事にして帰路についた。途中カタクリが群生している地点が有ったので、立ち寄ってみる。ここは毎年立ち寄るのだが、今年は周りにロープが張られて保護してあった。いい事だ。心なしか昨年よりカタクリの数が増えたような気がする。このまま増えて行ってくれれば。
キクザキイチゲ、ショウジョウバカマと共にカタクリが群生していました。
”春の妖精”カタクリ
帰宅して早速ゼンマイの処理です。採ってくるだけなら簡単でいいんですけどねえ。ゼンマイは中々厄介です。でも我が家の苦しい食糧事情を助けてくれると思って我慢、我慢です。さーて次回の収穫はどうなるかな?