先週は雪のため採取出来なかったゼンマイ取りにまた出掛けた。まだ幾分早いかなと思ったが他人の後塵を拝するのは嫌なので、採れるだけでいいやの気持ちで出掛けた。
果たして雪はほとんど消えていたが、予想通りというか、やはりまだ少し早かったようだ。例年通りなら入り口の辺りにも出ているのだが。今年はまだ見当たらない。その代わりショウジョウバカマやキクザキイチゲ、タムシバと言った花が出向けてくれた。
このキクザキイチゲは画像ではイマイチわかりにくいが、もの凄く綺麗だった。
漸く右手の崖に生えているのを発見。以後ボチボチと採れ始めるが、高い地点に生えているため、全体に細身だし、場所によっては開いているのさえ有る。やはり本命の場所に行かないと駄目のようだ。
さてその場所に来たが、やはり今年はまだ早かった。出始めたばかりのようだ。それでも少し高い地点に行くと何とかまあまあの型が採れ始めた。この様子だとピークはもう数日後のようだ。
それでも何とかこのくらいの物も採れました。
沢を登り、今度はお隣の沢へ降りる訳だが、上がった地点は前回はまだ雪がたっぷり有ったが、流石に今回はすっかり雪が消えていた。
雪はご覧のようにすっかり消えていました。
この道も雪に埋もれていたが、今回はしっかり先まで道が現れています。
上がった地点でコシアブラを行きがけの駄賃とばかり採る。どうせゼンマイばっかりじゃリュック一杯に採れないもーん。
さて別の沢を下り探したが、ここも幾分早くてそれほどの収穫は有りませんでした。癪だからここでも途中でコゴミなどを採りました。
肝心のゼンマイがそれほど採れない物だから、浮気ばっかりしています。今度はコゴミ採取です。
時には木につかまりながらこんな崖を登って採ります。くたびれる~。
さてここでキクザキイチゲの群生地のとろろで一服です。コーヒーを飲みながら次はどの沢へ入ろうかと戦略を練ります。
帰りがけに左の水芭蕉の群生している沢へ入ります.果たしてここの戦果は?
茅が枯れた所の中にコシノコバイモの花が咲いていました。まさかこんな所でお目にかかれるとは。
ちょいと伸びすぎ、開きすぎの感は有るが、天麩羅にするのは問題ない。ふきのとうもついでに採りました。
ここの水芭蕉は今が見頃です。
さてこの地点で少しばかりゼンマイを採りましたが、往生際の悪い私は、最後のあがきとばかり、隣の沢へ向かいます。途中の道沿いでタラの芽を大量採取。どうやらこれで晩ご飯の天麩羅材料には事欠きません。(笑)
隣の沢でも少しばかり採りましたが、ここでもやはりまだ出始めのようです。どうやらもう一度出直さなくてはならないようです。すかし不完全燃焼ではありましたが、暖かく爽やかな春の陽気の中で、自然と戯れるのは気持ちの良いものです。半日ばかりではありましたが、気持ちがリフレッシュ出来ました。
帰宅して車から降りると体のあちこちが痛い。どうやら木につかまって崖で踏ん張りながらゼンマイを採っていたため、少し筋肉痛を起こしたようです。情けなや~。年々無理が利かなくなっていますな。早速ゼンマイを茹で、干します。これが有るから、ゼンマイ採りは大変なんだよね。それを承知で行くんだから物好きだよね、アハハ。