さてお寺の境内を離れ、山が近づくにつれて漸く雪割草が姿を現しました。自然に生えてる雪割草は雪国植物園の交配した物に比べて派手さは有りませんが、だからこそ落ち着いた清楚な感じがします。雪割草だけで無く、キクザキイチゲ、カタクリ、ショウジョウバカマなども姿を見せ、春初めの花達が勢揃いです。
ここまで登ると遠くが一望出来春の里の様子がよく分かります。
おお、漸く顔を見せてくれたか、雪割草君。
所々にお寺が建てた盗掘禁止の看板が面白い。
カタクリの群落
「春の妖精」とは良く言ったもの
キクザキイチゲもそこかしこに咲いていた。
色の種類も形も自然の物は少ないが、可憐に咲いているのが味わい深い。
杉林沿いの道を歩き、村岡城趾へ向かう。
ショウジョウバカマが整列して?お出迎えしてくれた。
野生の花は清々しさを感じさせてくれる。
これも綺麗
村岡城趾
「信州信濃の新蕎麦よりもアタシャほんとにここがいい」(笑)雪割草を持って行かないで!
村岡城趾からは海が見える。海からの暖かい風が花の開花を早くする。
鬼ゼンマイみたいな奴がもう出ていました。
今度は村岡城趾と反対側の妙見山二の丸跡に来ました。中々お山は広くて歩き出が有ります。
オクチョウジザクラだろうか?
こちらは河津桜
駐車場へ戻ってきたら車の後ろはオオイヌノフグリの群生でした。
広々とした所を歩き、些か疲れたけども綺麗な花に出会えて気分は爽快です。この次は枝垂れ桜の咲く頃に来たいですけど、きっと人出が沢山だろうな。(笑)