町内の自治会活動保険の更新時期が来たので、取り扱いをしている保険事務所にに電話をした。
「あー、すかんぴんさんですか。また会長さんになられたそうですね。」
電話に出られた方は以前私が会長をやっていた時契約手続きをやって下さった方で、ちゃんと私を覚えていた。
「えーと、払い込みは現金でしたよね。私の所へ取りに来て下さるんですか。いつがご都合が宜しいですか。」
「それはそちら様のご都合の良い日で結構です」
「じゃあ、今日はちょっとタイヤ交換なんかでバタバタするので、明日の午後でお願いします」
と言って電話を切った。
さてと一つ電話しなければならない用事は済んだと。まずはタイヤ交換じゃ。
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さてとこれで交換は終わったぞ。あ、そうだ。そう言えば保険屋さんに払うお金が無いんだっけ。オイラの財布には金があった例しがないな。しょうがない、郵便局へ行って下ろしてくるか。取り敢えず立て替えておいて、あとで会計部から貰おう。
やれやれ何だかんだでお昼までかかっちゃったな。どれお昼にするか。何か喰うもんは無いか。ありゃまたカップラーメンしかないよ。貧しいねえ。まあ、いいや、食べてれば死なないから。今日は面白いテレビ番組やってないな。しょうがない、保険屋さんが来るまで一眠りするか。
ファ～、どうも人が来ると思うと熟睡出来ないな。ま、いいか。ん、1時45分か。2時の約束をしたからコーヒーでも沸かしておくか。それまでマッサージ機に掛かりながら本でも読んでいようっと。
はーて、そろそろ保険屋さんが来る頃だが･･･。あら、2時を回っちゃってる。ま、2時ピッタリでなくともいいんだけどね。けどね、あれもう2時20分だ。はてね、保険屋さん、忘れてるのかね。何かおかしいね。あれ、そうだ、オイラ確か明日の午後って言ったような気が･･･。
そうだ、確かにそうだ。アチャー、道理で保険屋さん来ないはずだよ。でも何でオイラ間違ったんだ？ う～む、お金を下ろした時点で勘違いしたのかも知れん。あー、やだねー、呆けてきて。まあ、こうならなきゃあちらへ行けないんだから、しょうがないか。保険屋さんにまだですかなんて電話をしなくて良かったよ。それにしても呆けました。
