もう畑の雪は消えたかなと思って除草剤を撒きに言った。何せ借りている畑は我が家から車で15分はかかる山に近い所に有るので、積雪の状況が全く分からないのだ。ただこちらの方が除雪で道路端に固められた雪もほとんど消えているので、あちらもたぶん無いだろうと判断した。
所が向こうへ行くにつれて段々道路端の雪や田圃の雪が目立ってくる。ゲッ、これはまだ消えてないかなと不吉な予感がした。しかし幸い現地へ着いてみたら、雪のある所は土手のほんの一部だけだったので何とか撒けた。
除草剤を撒いていると畑の貸し主のＯさんが丁度車で通ったので、今年はまた町内会長をやらなければならないし、70歳までは畑をやると決めていたので、今年でお返しする旨を伝えた。偶然にもこの辺の圃場整備で2年後には大きな田圃2枚になると言う。それならどうせ止めるなら圃場整備の年迄やればとお思いだろうが、もはやこちらの体力も落ちてきているし、畑が遠いのでそこまで行くのが年々億劫になってきたのだ。
畑は何年やっただろうか？ 確かスペイン旅行に行った年だと思うから2,013年に始めた筈だ。するとかれこれ9年はやった事になるから、今年やると丁度節目の10年となる。まあ止めるには丁度いい頃合いという事になる。貸してくれたＯさんにはただ感謝しかない。畑は全く素人の私に良く貸す気になったと思う。なにせ貸し賃を取らないのだから恐れ入る。幾ら私とＯさんが顔馴染みとは言え、畑が素人の私に貸してくれるとは。まあ、誰かに貸せば雑草取りを自分でしなくてすむと言う気持ちだったのかも知れない。
しかし下手ながらも毎年色々植えて結構楽しかったです。果たして畑で取れる収穫物が経費に見合う物だったかはさておいて（笑）、自分で作る楽しみを大いに味わいました。さて今年が最後の畑になるから気合いを入れて作るかな。
