先日の事。
ピンポ~ン!
「あ、誰か来た。ゲッ、マズイ。オイラ今○ンチタイムだよ~ん。(ちなみに○に入る言葉はラではない)。クソー、これって電話がかかって来るより困るよな。電話なら出なけりゃいいんだから。」
う~ん、弱った。拙者ただ今フン闘中だからして、直ぐには出られない。しょうがない。正直に告白するしか無いか。まあ、その点ウチは玄関とトイレが近いから、多分声は届くだろう。しかし、ショーシ(恥ずかしい)のう。
トイレの窓を開け、
「エー、ただ今トイレにて取り込み中でござんす。暫くお待ちくだされい。」
外からクスリと笑い声が聞こえてきた。あー、もう女性だったら最悪じゃー。全くこれだから独り者はこんな時困るのだ。
漸く用を済ませ、玄関へ出てみると、私が所属しているランニング・クラブのトーさんだった。彼は自動車修理工場の工場長をやっていて、車の下部の洗浄の案内に来たのだった。まあ、気心が知れている彼で良かった。これが妙齢の女性だったらとてもじゃないが、先程のような非常事態宣言は出せない。
それにしてもオイラがトイレに入ると、何か困った事が起きる。呪われてるのかしら?(アホ!)とにかくせめて来訪者はオイラがトイレに入る前に来てくれ。(アンタが何時トイレに入るかなんて分かる訳ねーだろ)