5月に入ってから半月ほどで体重が4kg程度減っておかしいなと思っていた。で主治医の所へ6月1日に検診に行く事になっていてついでに市の検診も頼んだ。その際随時血糖値が300を越えたので流石の私も驚いた。この分ではヘモグロビンA1cの値も悪かろう。2週間ほどで結果が分かるとの事だったが、昨日
電話が来て直ぐに来院して欲しいとの事だった。
果たせるかなその値は過去最悪の9.4％。今迄が悪くても7.4程だったからいきなり8を飛び越えて9に突入してしまった。紹介状を書いてやるから早く病院を受診しろとのお達し。
で、早速今日は地元の総合病院を訪れて再検査。更に数字は悪くなっていて10を突破していた。やはり体重減は糖が尿に出ていたからに相違ない。まあ、2週間ほど入院して治療を受けた方が良いとの先生のお話なのだが、町内会長をやっている手前そんなに簡単に入院できない。あれこれ片付ける仕事が有る。取り敢えず薬による治療で通院することにした。2週間後にまた検診が有るのでその時少しでも値が下がっていればいいのだが。
これだけ血糖値が高いと飲む薬も量も増えてくる。今迄は1種類の薬を朝食後に飲むだけだったが、今度は2種類の薬は朝食後、もう1種類は朝晩飲む事になった。さてそんなに飲むと高血糖の心配より低血糖になることの方が心配になってくる。事実私の同級生で糖尿病では大先輩のＭ君は何度も低血糖で救急車で運ばれている。何度も命拾いをしているのだ。彼の話に依れば低血糖を何度も起こすとオツムの方がやられるのだそうな。（おお、コワ）
だから血糖値の管理は大切なのだが、私もここの所6％台から7％台でずーっと推移していたから、些か野放図に甘い物を摂り過ぎたのかも知れない。本当は薬よりも食べ物でコントロールして行かなければならないのだ。今度は肝に銘じてしっかりとやって行こうと思っている。まだまだ遊びたいからね。
それにしても歳を取れば食べるくらいしか興味が湧かないが、それに制限が掛かる事はちょっと辛い。しかし、これも身から出た錆。止むを得ない。ただ痩せ形の人の糖尿病は大抵インシュリンが出にくいタイプが多いので、これが案外厄介なんだよね。ま、そうは言っても節制するしか有るまい。
ところで今回受診した際にＣＴスキャンも併せて撮ったが、その際に小腸の動脈解離が有る事が分かった。その為血圧の薬も飲まなければならなくなった。やれやれ、これで薬は何種類飲まなくちゃならないんだ？仕事をしている時は全然病院と縁が無かったのに止めてから途端に親しくなろうとは、いやはや。（笑）
