ご近所が空き巣に入られた。ほんの僅か家を空けた隙に鍵のかかっていなかったリビングから入ったものらしい。指紋も何も痕跡らしいものを残していないのでたぶんプロの仕業と言われた様だ。全く油断のならない時代である。昨今のプロは家に人がいてもともすると盗みに入ることがあるそうだ。
家族がテレビか何かに夢中になっている時に別の部屋に忍び込んで金品を盗むそうだ。また空き巣の手口として財布の中身を全部抜き取らないとか、なかなか手口が巧妙になってきている。つまり盗まれたことをすぐには意識させないようにしている訳だ。僅かな時間でも家を空けるときは戸締りに気をつけたいものだ。
かく言う私も昨年車上荒しに遭っている。これは風呂へ行ったり、英会話教室を終えてスーパーで買い物をして、いざ支払おうとしたら鞄の中にお札が無いのである。流石にあわてたが、レジの後ろに他のお客さんもいたので取り敢えず盗まれなかった商品券で支払いをした。確かに使用した両施設に入る時はちゃんと車に鍵をかけたはずだが・・・・しかも鞄はシートの下に隠していたのである。警察に連絡するともし鍵がちゃんとかかっていたならばプロの仕業であろうとの事。英会話教室に使っている施設は以前も車上荒しがあった所だったので、私も鞄は持って行けば良かったのであるが、他の持ち物も多かったので車に置いて行ったのだ。全く災難という奴はいつ何処でどんな形で訪れるかわからない。しかも人は時間が経つとその痛みを徐々に忘れて警戒が緩む。今回のご近所の災難を聞いて他山の石としたのであった。
