すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

特撮技術(長いよ〜ん)

 お散歩クラブの面々で長岡の近代美術館で行われている「館長 庵野秀明 特撮博物館」に行ってきた。あ、いかん、忘年会に行って来た後なので猛烈に眠くなってきた。駄目だこりゃあ、お休みぃ・・・。(え、もう?)

続きはまた明日。ムニャ・・・・・・。

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ファ〜、お早うごぜえます・・・。火野正平ですぅ。あっ、違った。(コラッ、朝からボケかましてるんじゃない)んと何だっけかな?ああ、そうだ。昨日の続きです。お気楽気分で入ったのだが館内はいつもと違って常設展示の方へまず案内順路が作られていた。これにはビックリ。いつもは直ぐに特別展示の方へコースが作られているからだ。どうやら今日は大がかりな展示のようだ。案の定展示の為の壁が特別に作られている。おお、いきなり映画で使われた未来型軍艦やジェット機の類のかなりのスケールのものがあちこちに展示されている。館内は子供さんを連れた人達も沢山来ていて中々賑わっている。歴代のウルトラマンなどのマスクなどや空を飛んでいる所の模型なども展示されているから、ちびっ子達には堪らないだろうな。
あ、下にリンクを張っていますので宜しかったら訪れてみて下さい。

ホームページをリニューアルしました。 - 新潟県立近代美術館

 その他ゴジラも原寸大モデルやラドンモスラの子供、ガメラなどの各怪獣の展示やスチル写真、特撮現場の写真、特撮の為の作業場風の展示館など盛りだくさん。

 小松崎茂のイラストなどは我々オジサン達には少年時代がフィードバックされて堪らない懐かしさを感じた。それにしても映画を作る度ごとに色んな模型を作らなければならない訳だから、その労力と工夫には大いに感心させられた。中でも面白かったのは特撮の裏側を明かしたものだった合成画像の作り方だとか、空を飛んでいる戦闘機の上から地上を俯瞰した映像などである。後者の場合は天井から戦闘機のモデルや綿で出来た雲を吊るしそれを下にある大きな鏡に映し、それを撮るのである。こうすると吊るしたワイヤーが移らないし、確かに立体感を伴って見えるから不思議だ。

 同じように「巨神兵 東京に現る」の制作の様子がとても面白かった。特撮のネタバラシである。CG時代になって何でもCGで作れるようになっているのに敢えてジオラマ等を作ってまで実際の場面に近づけようとした制作者達のこだわりが良い。オーディと同じくデジタルではなくあくまでアナログ的手法で迫る。中年オジサン達の製作している現場のビデオを見ると楽しそうにワイワイやっている。こんな風にすればよりリアルに見えるんじゃないかとか、工夫することに喜びと楽しみを見いだしている。これですよ、これ。この製作現場の一体感が堪らないですね。皆少年時代に戻っているのかな?

 その特撮のテクニックを見ていると「良くこんな事考えつくよな」と感心させられること頻りである。巨神兵が歩く時の撮影は青い背景に溶け込むように青い服を着た人が3人巨神兵の裏に回ってまるで二人羽織の如く巨神兵を操るのである。巨神兵の放つ熱線によって溶けるビルの感じやキノコ雲の起ち上がる様など様々な工夫が凝らされている。一瞬でビルが崩れ落ちるところや建物が熱線で爆破されるシーンなどは特に面白かった。それにしてもこの場面を作る為にかなり巨大で精巧ななジオラマを作り、それを簡単に壊すのだから考えてみたら何とも勿体ない話だ。製作現場で監督が「作っちゃ壊し、ハイ、掃除。毎回これだよな。」と言っていたのが笑えた。

 今ではこんな手法は金が掛ってしょうがないから余り省みられないのかも知れない。でも夢が有って楽しくてワクワクする。すかんぴんは特撮大好きでーす。

出口の前の所の広いスペースに大きなジオラマのセットがあって
自由に写真が撮れます。

緊急事態、戦車発動!

何処にでもある風景。う〜ん、本物そっくり。

ガオー、大巨人すかんぴん東京に現る。
右側に邪魔なオッサンが写っていたので合成により消しました。
おお、これぞまさしく特撮!