雨だと思ったら日が差してきたので、思い切って最後のハタケシメジ探しに行った。しかし秋の天気は変わりやすい。やはり天気予報通り直ぐに小雨交じりとなり、風も吹いてきた。
ハタケシメジの第3ポイントで探していて藪をかき分けると、2匹のシマヘビが仲良く並んでいた。どうやら寒くて余り動けないらしい。片方は辺りを掻き回されたので、何とか億劫そうに動いていったが、もう片方はほんの少し体を動かしただけであった。
寝ている所を起こしたようで蛇君達には気の毒をした。変温動物は今日のような寒い日は容易の体を動かせまい。暖かい日に食料を獲って冬眠に備えるのだろう。
一方こちらもキノコを採って少しでも家計の足しにと思って出かけてきたのだが、それ程沢山は採れなかった。今年は夏に雨がほとんど降らなかったせいか、キノコは全般的に不作だった。特に私が毎年ハタケシメジを採るポイントは毎年少なくなって来てはいるのだが、今年は特にひどかった。袋に一杯採った事がなかった。これで果たして来年はちゃんと出てくれるのだろうか？
いつもは今頃はキノコ専用冷凍庫はかなりの数量のキノコで埋まっているはずなのだが、今年はいつもの年の3分の1程度である。この11月3日は今季敗目手のナメコ取りであるが、大量収穫で冬ごもり対策万全と行きたい所である。
