すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

早くも忘年会

 旧英会話クラブの忘年会が忘年会シーズンを先取りして行われた。開宴の前に紅葉時期と有って、まずは地元の紅葉の名所で有る「松雲山荘」へライトアップされた紅葉(もみじ)を見に行ったが、今年はまだ紅葉が進んでおらず、ちょっと残念だった。まあ、それでもライトアップされた庭園内は中々良かったですよ。

 

f:id:wasakoki7778:20191031143248j:plain

ライトアップされた松雲山荘内

 

 忘年会の景気づけに紅葉見物の目論見はちょっと外れましたが、開宴時間を繰り上げた事が幸いしました。お店側のサービスで7時前に来店すると、料金1割引きとのことです。ラッキー。お陰で料理のメニューが増えました。

 

 さて宴は順調に進み、皆満足して帰路につきました。まだそんなに寒くない時期の忘年会は案外悪くないかも?と思った次第です。ちなみに11月23日や30日にも忘年会の予定が入っておりますが、どうも最近は忘年会が早くなっているような気がします。

 

 昔は12月に入ると毎週のように忘年会が入り、胃袋様の休まる事が無かったが、今は開催時期が分散化してきているようなので、反って私なんか12月の忘年会予定が少なくなりました。(笑)納涼会を7,8月に行って11月に忘年会ですから、間隔が狭まっているかなと言う気はしますが、12月に纏めてやられるよりは増しかな?

 

 新年会は忘年会に比べてあまり回数は多くないようです。やっぱりその年に有った嫌な事は忘れたいという心理が働いて、忘年会の方が多くなるのでしょうか。 それとも忘年会をやったばかりで、そうそう宴会ばかりやってられないよと言う事で、新年会はやらない所が出てくるのでしょうか。まあ、忘年会、新年会なんて区別する必要は無くて、仲間と楽しく飲めりゃあ、それでいいと言うのが本音のようですね。

プロジェクター

 プロジェクターを復活させたので、那須の藤代清治美術館を訪れた時買ったDVDビデオをこれで見る事にした。灯りを消して大画面で見ると、美術館で彼の作品の数々を見た時の感動が蘇る。独特の影絵が鮮やかに画面に映し出されてとてもいい。

 

 これは周囲が明るいとどうも今一つで、やはり周りが暗いと画面に集中出来、彼の世界に引き込まれる。ビデオなので作品をアップで捕らえたり、引いたりして映し出す事が可能なので、それがなかなか動きが有って面白い。加えてバックに流れる音楽も効果を上げている。

 

 こんなにいいんだったらもう1巻位買っても良かったが、そんなに安い物では無いので、懐の苦しい私としてはこれが精一杯。でも余裕が出来たらまたネットか何かで購入したいと考えている。

 

 今日も今日とて夕方Kさんとお隣の町内のHさんが来てくれたので、この間見たトスカニーニ指揮の「第九」をご覧に入れた。二人とも我が家で音楽つきで大画面で見るのは初めてなので、その迫力と映画的雰囲気が溜らないようだった。やっぱり昔からの映画ファンは小さい画面なんかじゃ満足出来ないんですよねえ。そして音も大音量で聴いてこそ、映画館での感動が蘇るってもんです。

 

 そして再生に使った機械はどれも只で戴いた物か、中古品。お金をかけなくともこんなに楽しめる。使い捨ての時代は我々みたいな貧乏人にはとっても有り難い事なのです。まさに「捨てる神有れば拾う神あり」ですな。

遠征すると駄目?

 朝から秋晴れの良いお天気。こんな時に家でじっとしているすかんぴんではありませんよ。何処かへ出かけるべえと思ったが、さて何処がいいか? そうだ昨年は行かなかった津南町へ行ってみよう。あそこもすっかりキノコが出ていた木が駄目になって、2年前訪れた時は余り収穫が無かったが、その後どうなっただろう? まあ、キノコは余り採れなくとも、紅葉を楽しむつもりでドライブがてら行ってみよう。

 

 と言う事で、久し振りにやって来たが、やはりと言うか、予想通りと言おうか、丸っきりキノコは出ていない。いや、そもそもナメコが生えて木が皆ボロボロになって、倒壊していたり、無くなっているのだ。昔盛んに出ていた森へ踏み込んでみると、楢の木だけが無くなっており、森の中が随分スッキリして、景観が変わってしまった。

 

 まさかここまでになっているとは。ハイ、当然おナメコ様なんて1本も出とりゃしません。また他のキノコもなりを潜めたかのように出てません。いやはや、これはもう完敗ですな。ここまで完ぺきに駄目だと逆に諦めが付くので、反っていい位。こんな時はあっさり見極めをつけて他所へ行こう。

 

 そこで「無印良品キャンプ場」から大厳寺高原へ抜けようとしたが、何とこの間の大雨で通行止めになってる~。うーん、駄目な時は何処までも駄目なんですな。こうなりゃ汚穢屋の火事(ヤケクソ)で薬師湖の畔で昼飯だー。ま、お天気はいいし、紅葉は綺麗だし、空気はいいしで、アアタ、これ以上何を望むってんです。この上キノコも一杯採ろうなんて、そんな不埒な考えを起こしちゃいけません。(でも考えているんだろ)この大自然の中に身をゆだねて穏やかな、そして清い心になる事が大事なんです。(腹の中は真っ黒なアンタが良く言うよ)

 

 まあ、一方で二度とここへは採りに来んぞと、はらわたの煮えくりかえる気分になりそうな自分がいる事も確かなんだけど、採れない物はしょうがない。潔く諦めて、折角ここまで来たんだから、栄村の道の駅に寄ったり、津南町の物産館に寄ったりして買い物をします。はい、これで斑尾高原、妙高高原、そしてここと遠征は悉く失敗。もうキノコ採りは近くに限る?

 

f:id:wasakoki7778:20191028213154j:plain

マスタケが有りましたけど、これ今毒キノコ扱いなんだよね。

 

f:id:wasakoki7778:20191028213503j:plain

山伏山と薬師湖。この景色を見たら、もうキノコが採れねえなんて言っちゃあいけません。

 

f:id:wasakoki7778:20191028213637j:plain

青空と紅葉。いいですねえ。お昼はここで食べました。コンビニで買った安いお弁当でも、こういう所で食べれば美味しいんです。

素晴らしい大会

 第45回鯖石ロードレースに参加してきた。この大会は今年で45回目となる。震災や大雪で中止になった3大会以外は全て行ってきたから48年の長きに亘って続けられている事になる。こんなに長く続いている地方のしかもごく狭い地域で行われている大会が他にあろうか?

 

 「健康は脚から意思から心肺から」をスローガンに始められたこの大会。私も30代から参加している。50歳代まではキロ単価の安い20kレースに参加していたが、近年は故障と練習不足と寄る年波で、10k、4k、そしてことしの2kレースと段々単価の高いレースに鞍替えしているのは不本意だが、やむを得ない。(笑)まあ、いずれ10kレースに復帰出来ればと願っている。

 

 この大会は当初の頃からほとんど参加費が値上げされていない。私の記憶に寄れば、私が最初出場した頃は2,500円だったが、今では僅か500円アップの3,000円で参加出来る。今時のレースで20kの種目がある大会で、3,000円で参加出来る大会はそう無い。

 

 しかもちゃんと参加賞のTシャツはくれるし、県外からの参加者には「遠来賞」としてコシヒカリを授けている。また表彰も各種目6位まである。その上年代別表彰も細かに設定されている。そして更におにぎりや豚汁、漬け物までサービスと言う至れり尽くせりだ。更にまた凄いのはレース結果の記録や順位をコンピューターで処理するのだが、これもみな地元のボランティアで行っている事だ。普通の大会なら外部の記録処理会社に処理を依頼して高額な費用がかかる。これを自分たちの手で行っているからこそ大会参加費を安く出来るのだ。

 

 今大会は45回記念大会とあって、記録賞や表彰状は地元高柳の門出和紙を使った物になった。素晴らしい発想だ。これぞ地元に密着した手作りの大会と言えよう。私がこの大会にずっと参加している所以である。

 

 しかもこの大会は決してマンネリ化させず、常に新しい発想を取り入れる事が凄い。過去を振り返っても20Kレースの新設、有名ランナーの招待、仮装ランナーの普及、レース終了後の振る舞い等々、数え上げれば切りが無い。そして今回は地元のゆるキャラ「鯖ガッパ」と小学生による楽しい歌と踊り、中学生によるエールなど楽しませてくれた。遠来からの参加者があるのも肯ける。

 

 それもこれも大会発足の立案者、K先生と地元の皆さんの支えがあってこそである。この素晴らしい大会を今後も是非継続して欲しい物だ。え、私の今回の成績は?ですって。お恥ずかしいタイムでお話になりませんが、2kの参加者が少ないため、何と5位入賞で表彰状を戴きました。そうそう、これがまた嬉しいんですよねえ。他の大会では決して表彰状なんか貰えないのに、この大会だと貰える可能性がある。表彰状を貰って嬉しくない人はいない。(笑)それがまた励みになると言う物です。鯖石ロードレース万歳!

 

f:id:wasakoki7778:20191027210329j:plain

開会式での小学生と地元のゆるキャラ「鯖ガッパ」による歌と踊りの披露。

 

f:id:wasakoki7778:20191027210600j:plain

10kレースのスタート。みんな笑顔で戻ってきてね。

ホンシメジだった

 1週間前、キノコ採りに行った帰り、夢の森公園近くで大型のキノコを見つけた。少し密集して出ていて、最初はウラベニホテイシメジかと思った。しかし大きくなりすぎた嫌いがあるし、傘も波打ち、柄も根元が太い、ずんぐりむっくりした感じだったので、ひょっとしてイッポンシメジ?かと思った。しかしH先生のお話では、滅多にイッポンシメジは出ていないと仰るし、かといってクサウラベニタケでも無いようだ。

 

 まあ、いずれにしてもちょっと古そうなので、写真だけ撮ってそのままにしておいた。で、三日後に来たらまだ有った。このキノコは道路沿いに有るので、誰もが見かけるのだろうが、大型のキノコが密集して出ていているので、薄気味悪がって、手を出さないのだろう。

 

f:id:wasakoki7778:20191026165608j:plain

一週間前はこんなだった。

 

 で、今日アミタケやハツタケを取りに行った際、再びその道を通ると、何とまだ生えているではないか。ウラベニホテイシメジクサウラベニタケあたりなら、この大きさならとっくに腐っていてもおかしくは無いはずだ。しかもその傍らにも新しく発生した同じ様なキノコが出ている。それを見た瞬間に、あ、これはひょっとして? と、突然閃いた。そうです。これは千本シメジ(シャカシメジとも言う)か、ホンシメジ(大黒シメジとも言う)に違いない。

 

 根元から掘り出してみると、根元はずんぐりむっくり。しかも株になって生えている。はい、もう間違い有りません。ホンシメジどすえ。うわー、してみるとオイラはこの貴重なキノコを1週間もほったらかしていたのか。何たる間抜け。最初から出ていた奴は流石に採ろうとすると、ボロボロと崩れた。しかし腐ってはいない。流石ホンシメジ。あまりひどいのだけ残し、残りを掘り出してレジ袋に入れると、ほぼ満杯になった。まあ、全体にちょっと古いが、久々に代打満塁逆転ホームランを打った気分だ。

 

 昔から「香りマツタケ、味シメジ」と言われるシメジとはこのホンシメジの事を指すのだ。近年は本当に見る事が少ないとH先生が仰っていたまさに幻のキノコだ。まあ、出る場所を知っている方には幻で無いかも知れないが、私は見るのも採るのも初めて。ウレピーよう。

 

 で、「大黒さん」を採ったから、つきが回ってきたのか、その日はアミタケが大当たり。レジ袋に2つ程採った。これだけ採れれば今シーズンはもうアミタケ君はいらないよ~ん。(大きく出たな)帰ってきてからキノコを洗うのが大変。ちょっと傷んでいる物や、古くなりすぎた物は除外し、全部冷凍した。これだけあればこれからの鍋物やキノコ汁には事欠きません。さてホンシメジ、どうやって食べようか。今から楽しみです、ウッヒッヒ。

 

f:id:wasakoki7778:20191026205708j:plain

ちょいと崩れちゃったのも有るけど、ま、いいか。なにせホンシメジ様ですから。

 

f:id:wasakoki7778:20191026205819j:plain

アミタケも大猟だよ~ん。ちなみにハツタケ、ハタケシメジ、オウギタケも混じっています。

今夜は一人鑑賞会(長いですので、興味のない方はすっ飛ばして下さい)

 今日はネットオークションで落札したレコードも届いたし、頑張って夜は音楽鑑賞会にすることにした。レコードばかりでなく、レーザー・ディスクの鑑賞もある、レーザー・ディスクは茨城のFさんから戴いた物で、ベートーヴェン「第九」だ。指揮はトスカニーニNBC交響楽団の演奏で、録音は1948年4月3日だから、私が生まれる前の演奏だ。

 

 まずレコードの方、「ジョージ・ルイス 1943~45」と言うものだが、音源はSP盤である。レーベルはアメリカン・ミュージック。実はこのレコードはもう30年以上も前になるが、家庭教師先の親父さんから聞かせて戴いた。ジョージ・ルイスのレコードは私もやはりアメリカン・ミュージック・レーベルで「オハイオ・ユニオン」と言う名盤を持ってはいたが、正直演奏は良かったが、録音が余り良くなかった。

 

 それがその親父さんがかけてくれたレコードは古い録音にも拘わらず、音が良く、演奏も素晴らしく臨場感に溢れていた。以来このレコードは欲しかったのだが、生憎と既に廃盤となっており、中古盤を探すしかなかった。そうして時は流れてその時以来ジョージ・ルイスの大ファンとなった私は彼のレコードを今では十数枚持つ事になった。だがそれと共にその演奏や音質の良さの印象は薄らいでいったのである。

 

 ところが先日Kさん宅で別のアメリカン・ミュージック盤のジョージ・ルイスを聴くに及んで、久し振りに血が騒いだ。いいのである。演奏も録音も。これぞニューオリンズ・ジャズ。ルイスの幾分か哀愁を帯びたクラリネットの音色が何とも堪らない。私は居ても立ってもいられなくなり、帰宅するや件のレコードをオークションサイトで検索し、そして1枚見つけた。こんな古めかしいジャズの盤に手を出す物好きはそうはいない。たやすく落札出来た。

 

 そして今日届くや否や、恋人を待ち焦がれていた如く、急いで梱包を解き、試聴に及んだ。時は一気に30数年前を遡る。素晴らしい演奏だ。そして私のオーディオ装置が良くなったせいか、あの親父さん宅で聞かせて戴いたよりも数段演奏が良く聞こえる。あの時の感動が蘇る。ルイスはこの頃の演奏が最高なのだ。

 

 昔は余りクラシック・ジャズを聴かなかったKさんが、最近は私の影響を受けたのか、結構ディキシーや、ニューオリンズを聴くようになった。それがいい。ジャズのスタイルに違いはあってもいい演奏は古い、新しいを問わない。演奏の完成度、聴く人を感動させる演奏であれば、スタイルの違いは関係ないのだ。

 

 ちょっと横道に話がずれたが、そう言う訳で久しく会っていなかった友人に出会えた如く、渇いた喉に水を潤すが如く、大いにこのレコードを満喫し、嬉しかった。

 

 さて続いてトスカニーニ「第九」である。これを見るにはレーザー・ディスク・プレイヤーを使用しなければならないが、昨年新しくレコード・プレイヤーを設置した際、繋げていたレーザーディスク・プレイヤーを外してしまったので、また接続し直さなければならない。また大型スクリーンで見ようという魂胆だから、プロジェクターにも繋げなければ。だが久し振りに繋ぐので、あれ、どうだったっけ? と、いささか戸惑ったが、そこは体で覚えているから、まあ何とかなりました。

 

 部屋を暗くして上映開始。画像はモノクロ、音もモノラルである上に音もそれほどでない。しかし大画面のせいか、臨場感は良く伝わって来る。まあ、音だけ聴くのだったら、トスカニーニ「第九」はレコードでも持っているので、そちらを聴く事にすれば良い。何よりトスカニーニの指揮の熱演ぶりが伝わってきて、中々の迫力だ。

 

 本来は年末にでも聴けばいいんだろうけど、聴きたい、見たいと思った時が一番楽しめるのだ。大画面で見、大音量で聴くとさながら劇場で聴いている雰囲気になるから不思議だ。それも一人で我が家で聴いているから、どんな格好で聴いても、コーヒーを飲みながら聴いてもお構いなしだ。プレイヤーもディスクも只で戴いた物。はい、十分活用させて戴いてますよ。それにしてもルイスのレコードといい、トスカニーニのディスクといい、廃盤になったり、高価で手に入れられなかった物が、こうして聴けるのですから、考えてみれば有り難い時代になったものです。

 

ジョージ・ルイスのオリジナル「バーガンディー・ストリート・ブルース」

www.youtube.com

 

 

あれ、蕎麦の味が・・・

 道路拡張で現在店舗改装中の歯科医のI先生とKさんが急に遊びに行くと電話してきた。で、蕎麦でも打ってくれと言う。え、今から? 何にも片付いちゃおらんがな。まずい、とにかくテーブルの上に有る物は全て別室に移し、蕎麦を打つ準備に取りかかる。

 

 やがて二人がやって来た。おお、鯖寿司を買ってきたか。まあ、こちらは蕎麦をご馳走するんだから、そのくらいはして貰わんと釣り合わんぞよ。どれ、どんな鯖寿司だ?(吟味してないでさっさと蕎麦を打てよ)コホン、アー、では打つとするか。Kさんがいるから3人で6人前は打たなくてはならんな。

 

 I先生はアメリカ旅行から帰ってきたばかりで、お土産にKさんと私にレコードをくれた。いつも貴重なレコードを貰ってばかりで申し訳ない。こちらも何か返すべき良いレコードが有ればいいのだが、駄盤ばかりで差し上げる物が無い。いずれ何らかの形でお返ししよう。

 

 今現在I先生は別の所にお住まいなので、音楽を聴く手段が無い。で、私が蕎麦を打っている間に我が家の装置で買ってきたレコードを聴いていた。うーん、いい曲ばかり。相変わらずI先生はセンスがいい。(レコードを貰ったからって無理して褒めるなよ)

 

 さて蕎麦が打ち上がる。途中くっちゃべりながら打ったので、少し拙い点もあったが、何とか誤魔化した。早速茹でて戴く。しかし、どうもいつもの風味とコシが無い。甘みも足らないようだ。ん、これはどういうことじゃ? 茹で時間はいつもと変わらなかったはずだが。

 

 蕎麦の大食漢のKさんの箸がちっとも進まない。え、いつもと違って美味しくないから、そんなに食べられないって? 悪かったな、不味くて。でもそれでもI先生はお世辞だろうが美味しいと言ってくれた。見ろ、先生を。ちゃんと褒めてくれるがな。やっぱり人間の出来が違う。製作者を決して落胆させないのだよ。

 

 でも、ホント、おかしいなあ。私もいつもより美味しくないと感じた。んで、良く思いだしてみると、この蕎麦はFさんが送ってくれた時、冷蔵庫が一杯だったので、一次常温保存して置いた物だ。それで風味や何かが失われたのか? でも以前も短期間ではあるが、同じように常温保存した物が有ったが、こんなに変わる事は無かった。

 

 ではこれがノーブランド商品だからか。いやFさんの話ではブランド物と中身は一緒との事だから、それは無いだろう。すると後考えられる事は、茹ですぎたと言う事か。Kさんは今回はとても細く蕎麦を切った。(私が口うるさく言った事も有る)だから茹で時間はいつもより短めで良かったのかも知れない。コシが無くなったのは茹ですぎによるのかも?

 

 まあ、いずれにしてもI先生には折角我が家で食べて戴いたのに、イマイチの蕎麦をお出しして申し訳なかった。原因究明の上、次回は汚名挽回と行かねばならん。そう言う訳で当分お昼は蕎麦じゃー。でもまた不味い蕎麦になったらどないひょ?