朝から秋晴れの良いお天気。こんな時に家でじっとしているすかんぴんではありませんよ。何処かへ出かけるべえと思ったが、さて何処がいいか? そうだ昨年は行かなかった津南町へ行ってみよう。あそこもすっかりキノコが出ていた木が駄目になって、2年前訪れた時は余り収穫が無かったが、その後どうなっただろう? まあ、キノコは余り採れなくとも、紅葉を楽しむつもりでドライブがてら行ってみよう。
と言う事で、久し振りにやって来たが、やはりと言うか、予想通りと言おうか、丸っきりキノコは出ていない。いや、そもそもナメコが生えて木が皆ボロボロになって、倒壊していたり、無くなっているのだ。昔盛んに出ていた森へ踏み込んでみると、楢の木だけが無くなっており、森の中が随分スッキリして、景観が変わってしまった。
まさかここまでになっているとは。ハイ、当然おナメコ様なんて1本も出とりゃしません。また他のキノコもなりを潜めたかのように出てません。いやはや、これはもう完敗ですな。ここまで完ぺきに駄目だと逆に諦めが付くので、反っていい位。こんな時はあっさり見極めをつけて他所へ行こう。
そこで「無印良品キャンプ場」から大厳寺高原へ抜けようとしたが、何とこの間の大雨で通行止めになってる~。うーん、駄目な時は何処までも駄目なんですな。こうなりゃ汚穢屋の火事(ヤケクソ)で薬師湖の畔で昼飯だー。ま、お天気はいいし、紅葉は綺麗だし、空気はいいしで、アアタ、これ以上何を望むってんです。この上キノコも一杯採ろうなんて、そんな不埒な考えを起こしちゃいけません。(でも考えているんだろ)この大自然の中に身をゆだねて穏やかな、そして清い心になる事が大事なんです。(腹の中は真っ黒なアンタが良く言うよ)
まあ、一方で二度とここへは採りに来んぞと、はらわたの煮えくりかえる気分になりそうな自分がいる事も確かなんだけど、採れない物はしょうがない。潔く諦めて、折角ここまで来たんだから、栄村の道の駅に寄ったり、津南町の物産館に寄ったりして買い物をします。はい、これで斑尾高原、妙高高原、そしてここと遠征は悉く失敗。もうキノコ採りは近くに限る?
マスタケが有りましたけど、これ今毒キノコ扱いなんだよね。
山伏山と薬師湖。この景色を見たら、もうキノコが採れねえなんて言っちゃあいけません。
青空と紅葉。いいですねえ。お昼はここで食べました。コンビニで買った安いお弁当でも、こういう所で食べれば美味しいんです。