すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

あれ、蕎麦の味が・・・

 道路拡張で現在店舗改装中の歯科医のI先生とKさんが急に遊びに行くと電話してきた。で、蕎麦でも打ってくれと言う。え、今から? 何にも片付いちゃおらんがな。まずい、とにかくテーブルの上に有る物は全て別室に移し、蕎麦を打つ準備に取りかかる。

 

 やがて二人がやって来た。おお、鯖寿司を買ってきたか。まあ、こちらは蕎麦をご馳走するんだから、そのくらいはして貰わんと釣り合わんぞよ。どれ、どんな鯖寿司だ?(吟味してないでさっさと蕎麦を打てよ)コホン、アー、では打つとするか。Kさんがいるから3人で6人前は打たなくてはならんな。

 

 I先生はアメリカ旅行から帰ってきたばかりで、お土産にKさんと私にレコードをくれた。いつも貴重なレコードを貰ってばかりで申し訳ない。こちらも何か返すべき良いレコードが有ればいいのだが、駄盤ばかりで差し上げる物が無い。いずれ何らかの形でお返ししよう。

 

 今現在I先生は別の所にお住まいなので、音楽を聴く手段が無い。で、私が蕎麦を打っている間に我が家の装置で買ってきたレコードを聴いていた。うーん、いい曲ばかり。相変わらずI先生はセンスがいい。(レコードを貰ったからって無理して褒めるなよ)

 

 さて蕎麦が打ち上がる。途中くっちゃべりながら打ったので、少し拙い点もあったが、何とか誤魔化した。早速茹でて戴く。しかし、どうもいつもの風味とコシが無い。甘みも足らないようだ。ん、これはどういうことじゃ? 茹で時間はいつもと変わらなかったはずだが。

 

 蕎麦の大食漢のKさんの箸がちっとも進まない。え、いつもと違って美味しくないから、そんなに食べられないって? 悪かったな、不味くて。でもそれでもI先生はお世辞だろうが美味しいと言ってくれた。見ろ、先生を。ちゃんと褒めてくれるがな。やっぱり人間の出来が違う。製作者を決して落胆させないのだよ。

 

 でも、ホント、おかしいなあ。私もいつもより美味しくないと感じた。んで、良く思いだしてみると、この蕎麦はFさんが送ってくれた時、冷蔵庫が一杯だったので、一次常温保存して置いた物だ。それで風味や何かが失われたのか? でも以前も短期間ではあるが、同じように常温保存した物が有ったが、こんなに変わる事は無かった。

 

 ではこれがノーブランド商品だからか。いやFさんの話ではブランド物と中身は一緒との事だから、それは無いだろう。すると後考えられる事は、茹ですぎたと言う事か。Kさんは今回はとても細く蕎麦を切った。(私が口うるさく言った事も有る)だから茹で時間はいつもより短めで良かったのかも知れない。コシが無くなったのは茹ですぎによるのかも?

 

 まあ、いずれにしてもI先生には折角我が家で食べて戴いたのに、イマイチの蕎麦をお出しして申し訳なかった。原因究明の上、次回は汚名挽回と行かねばならん。そう言う訳で当分お昼は蕎麦じゃー。でもまた不味い蕎麦になったらどないひょ?