すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

合鴨肉を入れた付け汁蕎麦

 この前の深夜Kさんから電話でたたき起こされ、無理矢理パソコンを修理させられてレポートの手伝いまでした。お陰でずっと眠たい。そのお詫びとお礼を兼ねて合鴨の肉を買ってくるから、久々に蕎麦を打たないかという。蕎麦なんぞこの回りコミセンで2度も打っているよ、と私がつれなく言うと、
 「合鴨の肉を使って出し汁と一緒に煮て食べると上手いと蕎麦通の人が言うくらいだから、やってみないか?」
と言う。
 「合鴨の肉なんてないもん。第一蕎麦好きのKさんに似合わない食べ方じゃないの?」
 「いや、いつも同じじゃ飽きるし、寒い時は少しでも暖かいものが欲しいこて。かと言って煮込みの蕎麦じゃいやだろ?」
 「煮込みの蕎麦だったら打たないよ。第一鴨肉は誰が買うんだ?」
 「わてに決まってまんがな。この前はえらくお世話になったし。」
 「おお、そうか。ふふふ、キミは一応義理人情をわきまえておるようじゃのう。」
 「当たり前でんがな。南魚の誰かさんとはちがいまっせ。鴨と葱持って行くからね。」
 
 と言うのが昨日の話。で、今日は10時過ぎ頃から蕎麦を打ち始める。おお、今日は何だか調子がいいぞ。蕎麦のまとまりが実にいい。それに私の蕎麦を打つのが段々早くなってきた。やっぱり何事も経験ですな。蕎麦を茹でても以前のように余り切れ切れにならない。出し汁もよく出来たようだ。たまたまパソコンのセットアップを頼みに来ていたUさんと3人で食べたが、皆思わず
 「うんめぇ〜」
これでもうちょい合鴨の肉が香ばしければ超うんめぇと言う所だったが、ま、それは次回のお楽しみと言う事で。とにかく蕎麦は美味かった。う〜ん、知らないうちに拙者腕が上がっておったわい。3人であっという間に蕎麦5人前ペロッと食べた。

 Kさんは早くも年越し蕎麦5人前所望していった。暮れのご馳走食べた後、せがれと二人で食べるらしいが、良くも飲んだり、食ったりした後で入るものだ。Kさんに言わせると「蕎麦は別腹」なんだそうな。聞きしに勝る蕎麦好きでは有る。まあ、お正月まえに腹だけはこわさないで頂戴ね