昨晩は保育園時代からの友人であるＮ君が来訪してくれた。彼とは保育所、小、中、高校と一緒だったのでもう50年以上の付き合いになる。彼は根っからのスポーツマンでランニング、水泳、登山、自転車、テニス、スキー等々年がら年中外にいるので顔は色落ちすることなくいつも真っ黒である。こんなに体を動かしているのに子供も今の時代には珍しくしっかり4人も作っている。まさにバイタリティーの塊である。確かに誰が見ても御年齢（おんとし）58歳にはとても見えない。まったく高校時代と変わりないといっても過言ではない。その彼も私の悪い？影響を受けたのか長年勤めた航空会社を昨年辞めて今は私と同様プー太郎の身分だ。だが働く意欲も十分でまだまだ遊んでいようという考えではないらしい。ただ今までのようにあくせく働くというのではなく遊ぶときはしっかり遊び、残りの人生をもっと楽しもうと思っているようだ。私もこの考えは大賛成であまり歳をとってからではいろんなところを飛び回るのは無理というものだ。子供に財産を残す必要無しということで意見の一致を見た。（最も残す財産なんてものも無いが・・）ということで一晩中遊びのことであーだこーだとと酒を酌み交わしながら大いに盛り上がった。これからは不良老人？を目指して大いに頑張るべー。
ところで食卓に出したわらびのおひたしがよほど気に入ったのかほとんど一人でＫ君が食べていた。ならばと言う訳で今日はまた山菜取りに出かけた。本日はウドだけを採るのだーと固く誓って沢に入ったのだが目指す相手にはまったく出会わない。外道のゼンマイばかりがやたら目に付く。結局ゼンマイの誘惑に勝てずまたしてもゼンマイ採りとなってしまった。お目当てのウドは結局3本きり。帰ってからのゼンマイ処理にまたもや汗を時間を割くことになってしまった。昔は山菜取りなんて全く興味が無かったものだが、これってやっぱり老人の仲間入り？
