今日は見事に閑で家でおとなしくテレビを見ていたら我が家の常連客のＭさんが息子さんを伴ってやって来た。何かと思ったら温泉へ入りに行こうという。聞けば先程入ってきた温泉？がどうも芳しくなかったので別のところを紹介してくれと言うことだった。さすれば何処がいいかと思案したが近くにはそれほど良いところがないのでいっそ松之山温泉にしようではないかと意見がまとまった。実はここは正月にも行ったのであるが中々よかった印象がある。あの時は雪見風呂となったわけだが季節は今新緑。また違った風情があると思う。松之山温泉は日本三大薬湯として知られていて湯治場としても活用されてきた。私も何回か訪れている。今回も前回同様温泉街の奥の「鷹の湯」と言う公共浴場だ。ここは源泉温度８５°の湯で入ると結構熱い。少しヌルヌルした感じで肌が滑らかになりそうだ。硫黄分が少しあるのかやや白濁している。（露天風呂はそんな感じはしなかった。）いや〜、やっぱり本格的な温泉というものはようございますな。車で一時間近くかけて入りに来た甲斐がありました。体がぽかぽかとあったまって帰りの車中で睡魔に襲われました。
ところで私は登山をすることから結構方々の温泉に入っている。中でも印象深いのは白馬鑓温泉でここは白馬三山縦走の帰りに立ち寄ったのであるが、ここは登山シーズンの一時期しか開かれない温泉で高所にあるのでまずこの温泉だけが目当てで山に入る人はそうそういないはずだ。ここの温泉はやはり白濁していて硫黄系である。当然露天風呂のみで外から風呂に入っているのが見える。ここの風呂に入ると登山の疲れが嘘のように取れるのだが、入浴後もかなりの時間をかけなければ下山できないので下山した頃にはまた汗をかいていて、もう一度別の温泉に入り直さなければならないのがちょっと残念なところ。
ともあれまだ入っていない温泉に入るのは楽しみだ。これから歩けなくなるまでいくつ知らない温泉に入れるか？
