今宵も我が家にオーディオファンが集まって何やらゴソゴソと実験を始める。新しい機器を試すのは何でもワクワクする。今回は妙高オーディオクラブの発表会に参加したＯさん制作のモノラル、ステレオのカートリッジの試聴会だ。ついでにウェスタンのアームをプレストのターンテーブルに取り付けたから久しぶりに40cmＬＰを聞いてみようと思う。これは放送局の送り出し用レコードでトランスクリプションという。放送に使うよう録音したものだから演奏時間が長い。ために40cm径という大きさになっている。回転数は33 1/3だ。ビニール盤なので音はいい。これをかけてまたワイワイガヤガヤと騒ごうという寸法だ。（近所迷惑ですなあ）このレコードをたくさん集めていらっしゃる方も少なくないが、一般的にはあまり知られていない。音質と演奏時間が長いのは長所だが欠点はこのレコードをかけられるターンテーブルとアームが制限されてしまうことである。まあ、このレコード数枚のために新しく機器を買うこともないのだが、マニアと言う奴はやっぱり見ると(聴くと？）欲しくなってしまうんですよねえ。まあほとんど病気で棺桶に突っ込まれるまでは治りませんなあ。
写真：トランスクリプションレコード
