柏崎恒例のえんま市が今日から始まった。えんま市と言えば思い出されるのが笹団子やちまきで、昔はどこの家でも作ったものだが最近は作る家は少なくなった。かく言う我が家も私がいくつの頃から作らなくなったのか定かではないが、とにかくこの時期は笹団子かちまきを毎日飽きもせず食べていた記憶がある。たしかに昔は今ほど菓子のバリエーションが豊富ではなく、また菓子にそんなにお金をかけられないという事情もあったことと思う。だが今や笹団子やちまきは高級菓子になってしまった。買うと結構な値段だ。こうなると子供の頃のように毎日飽きるほど食べるというわけには行かない。最近では他人様から戴く以外食べる機会がない。う〜む、いっそ自分で作ってみるか。いや道具がない。昔あった道具は知らないうちにどこかへ捨ててしまったらしい。それに今や笹の葉だって買わなければならないし、ヨモギも摘んでこなけりゃならんし。あ、笹団子の素というのがあったな。でもあれもこれも買っていたら結局高くついてしまう。あー、面倒臭い、止めた。笹団子なんぞ食わなくても生きて行かれる。運が良けりゃ何処かでありつくだろう。そうだ！作っていそうな家へ遊びに行って笹団子の話でもすれば出してくれるかも知れん。（アホ！）
