一昨日十年ぶりに守門岳に登ったが結構蒸し暑かった。守門岳は雪庇で有名な山だけあってまだ残雪があった。また緑が生い茂る季節になっていたのでブヨ（当地ではブトと言う）やハエ、その他細かい虫が翔んでいて立ち止まろうものなら汗の匂いを嗅ぎつけてたちまち襲ってくる。私は山へ行く時は必ず長袖のシャツを着て行くのだが蒸し暑いので袖をまくっていた。油断しているとそこへ集中攻撃を受ける。また皮膚の出ているところは首と言わず顔と言わずたかってくる。耳の穴や目、鼻の穴、更には口を開けているとそこにも飛び込んでくる。風が吹いていればいいんだが生憎と樹林帯の中で無風だ。頂上へ着き虫除けスプレーがあるのを思い出しかけてみる。これは一時的には効果があるのだが汗をかくとまたブト共は寄ってくる。全くこのブトと言う奴は蚊と違ってタチが悪い。蚊は刺された時はそこが少し膨らんで痒くなっても時間が経てば痒みは収まり痕も残らない。しかしこのブトというやつは痕は残るし何時までたっても痒い。で、その日は顔は２箇所、首１箇所、腕は左右合わせて十数箇所くわれた。で、くわれたその日はまだそんなに痒いと思わなかったが翌日になると猛烈に痒みが襲ってきた。掻かないようにしているのだが、テレビなどを見ていると知らないうちに掻いている。そしてあとがしっかり赤くなっている。掻いちゃいけないんだけどね〜。でも、あー、ケェ。
