今日も清々しい朝を迎えて先ず庭に水撒き、朝食後は久々にホットコーヒーを飲んだ。夏の間はアイスコーヒーばかりだったからそれこそほっとした気分になった。テレビを見てもあまり面白そうな番組はやっていなかったのでレコードを聴くことにした。朝はやっぱりクラシックだ。シューベルトの「ヴァイオリンとピアノのための幻想曲」をかける。いいねえ、ちょっと上流階級の身分になった気分だ。コーヒー、カフェロワイヤルにすればよかったかな？さらにリッチな気分に成れたのに。続いてジャズでクラリネット奏者のピ−ト・ファウンテンのアルバムをかける。クラリネットの音色が何とも心地よい。そして乗ってきたので私の好きなアルバム、ギターのパコ・デ・ルシアの「フラメンコ・ギター・リフレクション１８」を聴く。２本のフラメンコギターの響き、カスタネットのリズム、フラメンコの靴音などが情熱と哀愁を帯びてスペインという国をいやが上にも感じさせてくれる。うーん、コーヒー・ルンバは相変わらずいいねえ。ボブ・ディランじゃないけど「コーヒーもう一杯」（わかる人しかわからんギャグですんません）
いい音楽を聴いた後はなぜか芸術家魂？が沸々と湧き上がる。一ヶ月も前から描きかけて放り出してあるデッサン帳に向かって鉛筆を走らせる。描いちゃ消し描いちゃ消し・・・ちっとも進まん、止めた、今後の研究課題。テレビをつける。体操をやっている。やってみるか・・・軽くて体操にならん。自分でストレッチと筋トレをやる。疲れた〜、寝る。 ｚ ｚ ｚ ｚ ｚ ｚ ｚ ｚ・・・・・
あ? お昼か、食べるものあったかな。おお、幸いにもカップラーメンが１個ある。お昼なんぞこれでたくさんだ。しかし上流階級の人は食わないだろうな。朝の気分とは打って変わって橋の下のルンペン気分である。転落する時は実に速いですな。
午後はＢＳで映画を見る。本日はハンフリー・ボガードとキャサリン・ヘップバーン主演の「アフリカの女王」だ。アフリカの女王と名づけた蒸気船を操ってアフリカの川を下り敵国ドイツの軍用艦に手製の魚雷をつけたこの蒸気船を体当たりさせて沈めてしまおうという痛快な映画だが、最初から最後までほとんど前述の俳優しか出てこないというのも面白い。通常ならお昼寝タイムで大体途中で眠ってしまうのだが今日は寝ないで済んだ。
映画の後はパソコンをつける。メールを確認してソリティアでちょいと遊ぶ。あ、そういえば今日はなでしこの試合があったな。おお、１点いれて勝っている、と思いきや土壇場で同点。五輪切符はお預け。まあ、そんな簡単には行きませんわな。
同点になって引き分け確実というところでランニングに出かける。辺りはもう薄暗い。走り出すと相変わらず腰が痛い。我慢して走っていると油が回ったのかようやく痛みが薄らいで走りが軽くなった。夏の間は地獄のランニングだったがやっと走りやすい季節が到来したようだ。風呂に入り夕食をとり、下手なブログでも書けば良い。
本日は優雅で有意義な１日だった・・・・ということにしよう。寝よ。
写真：パコ・デ・ルシア「フラメンコ・ギター」
