朝、お散歩クラブで散歩に出かけ始めて近所のＯさんに会い世間話をするとＯさんに庭でも見ていかないかと誘われ、ついお邪魔してお庭を拝見した。それは傾斜を利用した見事な庭で石やもみじ等を巧みに配し、水も循環式で流れる山水も作ってあってすばらしく落ち着いた庭であった。その水も天水をためて利用するものであり、庭に面した書斎へのアプローチもご自分で作られたものだった。また紅葉時期の写真も拝見したが紅葉の名所も顔負けの美しさだった。ご自分で手作りするのがお好きらしく、いろんなところを独自の工夫で作られていたのには感心した。体が動かなければこうは行くまい。また句碑も庭のあちこちに建てられており文学に対する造詣の深さも感じられた。この町内に引っ越してから今年で34年になるが今まで全然気がつかなかった。Ｏさんの意外な側面を拝見して驚いた。不明を恥じる。お茶をご馳走になり、すっかり散歩に行く時間が遅くなってしまったが、立派な日本庭園を見ることが出来、またまた散歩の効用を痛感した。それにしても人はほんとに見かけによらないものですな。
