久々にＫさんが昨夕灯油を買いに来たついでだとか言って我が家に立ち寄った。何か持ってきたので尋ねると「ここんちは（ここの家は）せっかくウチが綺麗になったのにきったねスリッパぶちゃらんで（捨てないで）後生大事にとって置くすけ（置くから）新しいの買って来てやったんだこて。Ｏさんは（私のこと）五本指の靴下履くから五本指のスリッパだ。」と袋から変わったスリッパを取り出した。見るとわらじのようなスタイルである。私が「それ、二股になっているだけで五本指じゃねーんじゃねーの？」と尋ねると「そんがんことねーよ。（そんなことはないよ）ちゃんと五つに分かれているねっか。」と仰る。よく見るとなるほど確かに分かれている。だが五本指の靴下を履いている時は良いが、そうでない靴下を履いている時は履けないではないか。何じゃこりゃ？第一どうせくれるんだったら、日ごろお世話になっている私に敬意を抱いて、ケチケチしないで5足くらい持って来たらどうだ。もっともこんなスリッパ私くらいしか履かないだろうから2足にしたのかもしれないが・・・ともかくＫさんは何でもありふれた商品は嫌みたいでいつも変わった物を買う。私のことをへそ曲がりみたいに言うが、自分の方が実はもっとへそ曲がりなんだということを自覚してチョーダイ！
写真上：何処で見つけてきたのか知れないが5本指のスリッパ
下：つま先の方から見るとちゃんと5つに分かれているのがわかる
