すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

熱いジャズ

よく「私はジャズが好きです」とか「聴く音楽はジャズです」と言う人がいるが「どんなジャズを聴くんですか?」と聞くと皆大体「?」と言う顔をして「マイルス・デイビスとかビル・エバンンスとか・・・」とミュージシャン名で答える。私が聞いたのはジャズの種類なのだが、大抵の人はどうもモダンジャズしか聴かない様だ。クラシックジャズが余り決まれないのは寂しい。私は結構好きなのである。だが近くにその話が出来る人がいないのが残念だ。先日我が家にいらしたSさんはジャズファンにも拘わらずベン・ウェブスターをご存じなかった。別にこの人はそんなに古い人とは思わないのだが・・・まあ、新しいジャズばかり聴いていればやむをえないかも知れないが、それにしてもジャズの一番熱かった時代を聴いていないのかと言いたくなる。私なんか最近のジャズはちっとも熱くならないのでたまにライブに行っても醒めた気持ちで聴いている事が多い。最近のジャズは何故熱くなれないのか?ひょっとして演奏している者の熱さが足りないのかも知れぬ。確かに技術面では昔と比べてかなり上手くなっているのかも知れぬが必死さみたいなものが伝わってこないのである。また情感なども昔と比べて何か物足りない。これはクラシックジャズだろうがモダンだろうが同じである。だから最近は余りライブに行かない。それよりは家で昔のレコードを聴いている方が満足できるのだ。この出不精と昔を懐かしむのも歳を取った証なのだろうか?