かねてから家を建てた工務店さんにお願いしていた物置の外壁張り替え工事がようやく着手する事になった。物置の外壁は30年間もメインテナンス無しでほったらかしてきたつけが回ってひび割れたり、一部塗装が剥げたり、釘が効かなくなって落ちそうな所さえある。一部は応急の板を打ち付けてある所もあるくらいだ。また中越沖地震で歪んだ所の修正やシャッター工事も合わせてやらなければならない。ただ工事をやるに当っては中のものをある程度片付けなければならないので、これがノメシコキの私にとっては少々面倒くさいのだ。ま、この辺は適当にやって誤魔化そうと考えている。
さて私は当初雪が消えてから取りかかるののと思っていたのだが、工務店の社長さんから閑な冬の内にやらせて欲しいと要望が入った。で、今日従業員の方が見積もりを持って見えたので、いつから取りかかりたいのか伺うと何と来週の頭からお願いしたいとの事。
「あら〜、そんなに早いの？まだ周囲は雪の壁だよ。」
と私が言うと従業員のＳさんは
「ま、それまでに何とか頑張って掘って戴かないと足場を建てられませんので。」
と事も無げに言う。ヒエ〜、こらあエライこっちゃ。特に小屋の東側は除雪した雪と屋根から下ろした雪とで山の様になっている。しかもそこは私が丹念に踏み固めたので他の所より堅く締まった雪の山だ。弱ったなー。おまけに小屋の裏には鉄屑が少ないが置いてある。足場を建てるとなればこれも撤去しなければならない。Ｋ工務店さん、どうせなら雪の無い去年の内にやってくれれば良かったのに・・・・ああ、恨めしや。ま、しかし鉄屑なんぞは早く片付けておかなかった私が悪いので他人を怨んでもしょうがない。それよりも問題の雪だ。取り敢えずＳさんが帰られてから早速雪山突破大作戦に取りかかる。足場を建てるには最低幅1ｍは必要なのだそうだ。だが私は余裕を見て1.8ｍ程の幅で掘っていった。ところがこれが中々容易ではない。雪のやり場が問題なのだ。周囲は既に雪が高く積まれている訳だが、この山のうえに更に掘った雪を積み上げねばならない。これはまさしくシベリアの強制労働みたいなものだ。手首も腕も腰も痛い。休み休み掘るのだが私の背を遙かに超している雪山を掘っているのだから中々はかどらない。それでも二間半ほどようやく掘った。あとまだ一間半程残っているがここで本日の作業終了。
写真：腕も腰も痛えぞ〜。でも雪山の最高点はまだこれから。もう雪のやり場がね〜。
夕飯を摂った後は疲れが出たのかテレビを見ながら眠ってしまった。それにしても左手首や腰があー、痛え。チカレタビー。やれやれ明日もやらなきゃならんか・・・・地獄の日々は何の因果かまだ続く。はよ寝よ。
