今日は新潟へレコード買い出しに行った後、晩にジャズライブに来ないかと誘われていたので出かけた。バス・フルートと言う珍しい楽器を使うというので興味が湧いたのである。しかし行ってライブが始まって一曲目を聞くと来なけりゃ良かったナーと後悔した。私の好みのジャズとはかけ離れていたのである。そして演奏途中で退席しては悪いから、休憩時間になるまで一時間辛抱して聞き早々に退席した。主催者のＩさんはミュージシャン擁護派だからお客を楽しますと言う事はたぶん二の次なのだろう。従って彼らの音楽を理解できない私が駄目だということになる。まあ、それはそれで結構なのだが、彼女は私が聞くジャズのジャンルをわかっていて声を掛けてきたのである。つまり私が満足するかどうかはどうでもいい事になる。果たしてこんなやり方でいいのか？お客の入りが悪くてミュージシャンに対して格好が付かないから手当たり次第にジャズを聴きそうな人に声を掛けたように思える。まあ、済んだ事はしょうがない。だが今度彼女に声を掛けられても私の知っているミュージシャンでなければお断りである。私は金持ちではないから貴重な金と時間を使って聴きに行って無駄にするのが嫌なのである。そりゃあコンサートやライブがいつも満足する結果になるとは必ずしも言えないが、少なくとも今回は彼女は彼らがどういう演奏をするかわかっていた筈である。自分が選んだコンサートやライブなら自己責任だがそうでないものは勧めた側にも責任があろう。
まあともかく今回は騙された私がバカだったのね、と言う事で諦めよう。それにしてもこんな事なら新潟の中古レコード屋で見つけたデイブ・ブルーベックカルテットのＬＰを買った方が遙かにましだった。（ちっとも諦めていねーじゃねーか。）
写真：期待はずれだったライブ
