今日は町内のお祭り。晴天で参加者も多く法被が足りないくらいだった。我が町内も高齢化が進み神輿の担ぎ手はほとんど50代、60代のおじさん達。最初は「ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ、ワー！」だったのが後半には「ワッショイ、ワッショイ、ワー！」とワッショイを1回省力するようになってしまった。更に随所で休憩を取らねばならない始末。それでも皆元気に最後まで元気に担いで町内を一周した。流石に最後はしんどかったようだが。（笑）私はご祝儀をもらいに独楽鼠のように走り回った。昨年同様多くのご祝儀を頂いたようだ。
さてその後は恒例の直会（なおらい）、宴会である。こうなるとおじさん達は先ほどとは打って変わって俄然元気が出てくる。酒が入ると口のほうが達者になってきて話に花が咲く。宴たけなわの頃私はまたいつまでも残っていては会長、厚生部長に捕まると怖いから祭りに参加したＫさん（常連客のＫさんに非ず）と我が家に非難した。Ｋさんもオーディオがお好きなようでレコードをかけながら大いに盛り上がった。今度はレコード持参で遊びに来るそうな。さてＫさんが帰った後夕食の支度でもしようかなと思っていたら突然「ピンポ〜ン」とチャイムが鳴った。出てみるとこれが例ののんべえコンビ。
「お〜い、Ｏさん（私の事）飲みに行こうさ。」
（ゲッ、昼の11時頃から飲んでまだ飲み足りないのか？この化け物共が。）
しかしまあ付き合いしない訳にも行かず居酒屋へ。そこで2時間ほど飲んで今度は我が家へ。
「ここんちは夜の12時までいても大丈夫だから平気で話が出来るなあ」
「Ｏさん、何かいい音楽でもかけてくれや。」
などと勝手にほざいている。私は朝が早かったので眠くてしょうがない。それに今夜はテレビで楽しみにしていた「ほこたて」があったのにこの恐怖ののんべえコンビのおかげでそれも見ることが出来なくなってしまった。厚生部長は話し出すと止まらない。次から次へと機関銃のように口角泡を飛ばして話している。あー、眠い。こりゃあ、拷問だ。神様、あっしがいつ悪いことをしたんでやす？お願えですからこいつらを早く追っ払っておくんなせえ。
やっと開放されたのは夜の11時近くであった。疲れた〜。ま、でも楽しんでもらえたんだから良しとするか。それはそうと今夜の飲み代で所持金が5千円余りとなってしまった。どないしょ〜。
