すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

最近の人は本を読まない

 夕方Kさんが遊びに来てたまたま「常識」と言う事から、最近の人は本を余り読んでいないのではないかと言う話になった。最近の人と言うより、自分たちの周りの人と言うべきかも知れないが。どうも余り本なんか読んでるふうが無い。断っておくがここで言う本とは雑誌やガイドブックの類ではない。ちゃんとした小説、評論、随筆の類だ。何でこんなことを言うかというと最近の人は余りに物を知らなすぎるからだ。常識が欠如している人が多いし、言葉遣いもひどい。じゃあお前はまともなのかといわれれば、ハッキリはい、そうですといえないところが辛いが、(笑)今の人達よりはまともだと思っている。本を読まないから言葉を知らない。歴史を知らない。原理、法則を知らない。
 「こんなことも知らないのか?」
と問えば
 「習ったこと無いもん。」
とか
 「聞いたこと無い。」
などと開き直る。困ったものだ。習う、習わないのではなく自ら勉強すべきものだと思うのだが。大体「知るは楽しみ也」なのだから知識が広まれば楽しいはずだと思う。だがどうもろくでもないことは覚えるが、肝心なことは身についてない若者が多い。私やKさんあたりはいわゆる雑学ばかりで大したことは無いかもしれないが、案外これが役に立つことがある。本を読むということは考える力を養うことでもある。人に頼るのではなく自分で道を切り開く精神も養える。ここでちょっと身の回りの人に訊いて欲しい。
 「貴方はこの1年間に何冊本を読みましたか?」
と。私の知り合いに限ったことではあるが、たぶん年間5冊以上読んでる人はほとんどいないと思う。(あくまで推測です。今度改めて訊いてみたい。)子供に勉強せいという前にまずは自ら本を読んでみては?