今日は天気予報はそんなに悪くないのでまたもやキノコ採りに出かけた。え、3日前に行ったばかりだろうって？いいんです、閑なんだから。（笑）実は前回採った場所とは違う所でごっそりとナメコの取れる場所があるので、その出具合を見に行くのだ。現地に到着するや一目散におナメコ様の所に。前回残して置いた幼菌は少し大きくなっていたのでまずこれをGET。続いて昨年採った場所へ移動する。おお、有りましたよ。だがまだ昨年程には出ていない。
昨年は確かこの近くの木にも出ていた筈なんだが・・・・・
ま、しかしこれだけ出ていればそう文句は言えまい。後はまた次回のお楽しみと言う事で次に移る。ここは昨年スーパーのレジ袋2袋分程採った所で今回の眼目はこのポイントなのだ。それを探しに行く途中同行のＵさんが
「ここに変なキノコが沢山ある。」
と叫んだ。私は今し方その側を通り過ぎたのに全く気付かなかった。戻ってみるとクリタケでは無いか。
「これ、大丈夫なの？ナメコとは違うみたいだけど・・・」
「ナメコとは違うよ。ぬめってないだろ。ニガクリタケと言って似た毒キノコがあるけどそちらは囓ってみると苦いからすぐ分かる。Ｕさん囓ってみて。」
「どれ、ああ苦くないよ。」
「あ、それなら大丈夫。クリタケです。」
「ひど〜い。他人を人体実験している。すかんぴんは囓ってみないの？」
「あ、もうＵさんが試したから必要ないよ。」
てな調子でＵさんに呆れられる。
思いがけぬクリタケの大収穫に思わず顔がほころぶ
さて今回は新規開拓として今まで入ってなかった森に入る。目的地に近付くと既に車が1台駐めてあって折しも3名の男女が入って行く所だった。明らかにキノコ採りの格好をしている。ウヌ、これは油断がならない。（どっちが）私達も遅ればせながら別の所から入る。先ほどの3人組はどんどん先へ行ったようだ。案外キノコの出る場所を知っているのかも知れぬ。まあ、こちらはマイペースで採る事にしよう。いきなり大木にムキタケが出ているのを発見。昨日改良した秘密兵器が獅子奮迅の活躍を見せる。今迄は採れないと思った高さのキノコまでしっかり採れる。こりゃあ改良した甲斐がありましたよ。辺りはムキタケが生え始めた木が沢山あるので次々と切り落とすのに忙しい。Ｕさんは専ら拾う方に専念している。後で聞くと屈んでばかりで腰が痛くなったとの事。すいませ〜ん。
この森は奥が深く何処まで行っても果てしが無い。その後も採り続けザック一杯になった。そのうちに先ほどの3人組みがこちらへやって来た。どうやら我々の戦果が気になるらしい。見ると相手方は男1人、女2人のグループで年配の男性は長柄の鎌を持ってはいるがさして戦果は上がらなかったと見た。大体ヒラタケやムキタケを採ろうってのにブナ林へ入って行ったって無駄だよ。それにその程度の長さの鎌でなんか高所のキノコは採れっこない。私は秘密兵器が見られないように地面に伏せて置いて心の中でこうつぶやいた。
（勝ったな。ふふふ年期が違うよ。《たった2年目でか？》出直して来な。まだまだお主ら修行が足りんよ。）
2時半になったので帰宅する事に。ザックの中はずっしりと重い。今回は新規開拓に成功した。しかしこの森は平坦で歩きやすいため草刈り場となっているようだ。だが幸いにも皆道具が駄目な物だから我が手に獲物を得る事が出来た。熟々昨日改良して良かったと思った。
沢山採ったのでまた冷凍庫に入るか心配になってきた。（だったらもう採るの止めたら？もういっぱい採ったでしょ。）誰かまた冷凍庫貸してくれまへんか？（知らん。長生きせい！）
