衆議院選挙が始まったが相も変わらず選挙前は自分の政党に投票すれば未来が開けるような主張ばかりだ。だが何度それで騙されたことか。そもそも代議士先生達は日本の未来を憂うより自分が当選するかどうかが肝心なのである。だから平気で所属先の政党をコロコロと変える。また自分の政党が伸びるためには、これら変節議員を次々と受け入れる。その結果当初に掲げていた結党の理念とやらが怪しくなってくる。今回は自民党が圧勝の情勢だという。いくら民主党政権が酷かったとは言え、前回ノーを突きつけた政党にあっさり鞍替えしてしまう国民の意識も問題だと思う。これも日頃から私が言っているマスコミによるバカ製造の賜物か？
今回は原発、消費税、TPPが争点となっているようだが一番大事なのは財政再建であろう。これ無くして東日本の再生はあり得まい。借金1,000兆円と言う莫大なツケをどうやって払って行くのか真剣に考えて貰いたい。とかく我が国の政治家は何でも先延ばしにするのがお好きなようで、原発の放射性廃棄物の問題でも何でも未来にツケを残すやり方だ。本気で借金を減らすつもりなら耳障りの良い公約ばかり並べるわけに行くまい。本当に借金を減らし再び日本を豊かにする道が出来るなら我々も我慢もしよう、覚悟もある。それがいつになっても借金を減らすどころか増やしてばかりではどの政権も信用出来ない。もはや大連合でも何でもして借金を減らす方向で知恵を絞るべきでは無いのか？とりわけ復興を待つ東日本の人々は財政再建が進まない限り未来は無い。
今の政界の現状はモグラたたきと同じで政権を取った政党の足を引っ張ってばかりいる。そんな事をしている閑があるのか？与謝野馨前財務相は以前から財政再建を真剣に訴えていた。私も同感である。今こそ一丸となって財政再建に取り組んで貰いたい。
あ、そうそう一つ付け加える事を忘れていました。相変わらずタレント議員が少なからず立候補している。まあ、立候補する権利はあるのだから立って悪いとは言わないが、ちっとは政治、経済を勉強して来いよ。当選してから勉強しますなんてのは税金の無駄遣いだぜ、全く。アホ議員はいらん！
