すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

選挙制度

 今度の衆議院選挙では自民党が大勝したが果してこんなに時計の振り子が振れるが如く劇的に変わってしまっていいものだろうか?前回は民主党の大勝、今回は自民党の圧勝。だが得票率の差は議席数程ではないはずだ。とすると議席数は必ずしも民意を反映しているとは言いがたい。つまりは今の選挙制度がおかしい事になる。今度の選挙では多数の政党が立ったが、今の選挙制度では多様な意見を通す制度ではないと思う。選挙制度に関してはまず第一に民意を反映したものに変える必要があると思う。だがおそらく大勝した自民党は当分選挙制度には手をつけないであろう。これはある意味両刃の剣なのである。この前の時のようにちょっと流れが変わっただけで劇的に議席数が変わってしまう。次回も自民党が大勝出来る保証はない。第一こんなに政治の流れがあっちへ行ったりこっちへ行ったりいいものだろうか。選挙の度毎に日本の政治の指針が変わる。これでは国民は安心して政治を任せられない。もうすこし緩やかに変わってもいいのかなとは思う。

 少なくとも得票率に近い選挙制度に改めなければならないと私は考える。だがこの制度改革を国会に任せておけば必ず党利党略になる。ここは学者先生を中心とした第三者機関を作り得票率に近い選挙制度に改めるよう審議して貰い、それを採用するようにして貰いたい。その際当然議員定数の削減や区割りなども行えばいいだろう。ともかくも今のこの変な選挙制度は早急に改めて貰いたいものだ。