地元のキノコ博士のＨ先生から今年1年間に撮ったキノコの写真をパワーポイントで編集してあるから見に来ないかと言われてお邪魔した。
もうずーっと以前から記録に残しているそうで、パソコンの腕も高齢ながら大したものだと感心した。
最初に珍しいきのこ、次いで月別に撮ったキノコを編集してある。先生のカメラの腕は相当なもので長年やっていらっしゃるだけあってその綺麗な映像にビックリした。伺う所に依るとデジカメの他にミニ三脚、レフ板、長い棒なども持って行くそうだ。ミニ三脚はキノコを低い位置から撮るための必須アイテム。手持ちでは絶対にぶれるのでいい写真は撮れないとの事。ご尤もです、ハイ。またレフ板（反射板）はキノコを下から撮る場合笠があるため内側が暗くなって襞がよく見えないため必要なのだそうだ。ストロボを焚いても駄目で背景が飛んでしまう上やはり陰は出来るだろう。長い棒は高い位置にあるキノコを撮る場合、レフ板を棒の先に付けるためだそうな。恐れ入りました。一つのキノコを撮影するのにじっくりと時間を掛ける。それでなくてはいい写真は撮れませんな。こちとら撮るより取る方が忙しいので写真は二の次になる。ともすると折角のキノコを写し忘れる事さえ有る。今年は舞い上がって舞茸、ハタケシメジの巨大な奴、シャカシメジ、ササクレヒトヨダケ、ヌメリスギタケ、サマツモドキなどその他色々と撮り忘れてしまった。
先生からきのこカレンダーを作るならしっかり1月から撮らなくては駄目とハッパを掛けられてしまった。お手本というかお土産に先生オリジナルのきのこカレンダーを戴いた。Ａ３版の見事なカレンダーでもうこれは希少価値ですな。よーし来年は頑張って作るか。（鬼に笑われるよ）
Ｈ先生特製のきのこカレンダー
