私も還暦になったのでめでたく国民年金を受給出来る。ただし65歳より当然早く受け取ると受給額が少なくなる。だが国民年金は死ねば雀の涙にもならない弔慰金がきてお終いだ。これでは40年間何のために掛けたのか分らなくなる。そこで一体何歳から貰ったら得か色々調べてみた。要は自分が何歳まで生きる自信があるかと言う事だが、ここで生きる意味について考えてみる。ベッドの上で寝たきりなんてもはや年金を貰ったとてそれを遊びや趣味に使う事は出来まい。とすると大体活発に動けるのは普通80歳位迄だと思う。そもそも男子の平均寿命は78歳位だそうだから、私はそこまでならなんとかなりそうな気がする。で78歳で亡くなるとすると、何と65歳から貰うよりも64歳から貰った方が総額で8万円程得なのである。さらに63歳から貰うのと64歳から貰うのとではわずか2万円しか違わない。人間いつお陀仏になるかは分らないのだから、2万円しか違わないのだったら1年でも早く貰った方が良い。ただ60歳から貰うのは流石に受給額が少なくなるので一考を要するが、前述した通り死ねばパーだからそんなに損とも思えない。
と言う訳で私の出した結論は63歳から貰うと言う事だ。仮に78歳より長生きしたとてどうせ金の使い道はあまりあるまい。それよりも動ける時に戴いた方が得策というものだ。
そうすると受給開始まであと3年。それまでひたすら辛抱、辛抱。1年中キノコや山菜採りに精出して耐えねばの〜。
