すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

初登山

 天気が良かったのでUさんと地元の山八石山(はちこくさん)へ登った。登山と言うにはおこがましい程簡単に登れる山だが、冬でも行けるので米山同様登山をする人にとても人気のある山だ。今朝は道路がまだ凍っていたので少し遅めに出発。そうしたら現地に着いたら御覧のように車の列。皆考える事は一緒ですなあ。

駐車場まで車が入らないので皆止む無く道路端に駐める。
ご近所の皆様にはエライ迷惑ですけどね。

かんじきを履かなくても踏み跡がしっかりしているので大丈夫なのだが、敢えて歩きにくくする事によって運動不足を補おうとしたのですよ。結局我々の他には誰もかんじきを履いてくる人はいませんでした。

車が入らないのでここから歩かねばならない

下の駐車場。御覧の様に雪で全面真っ白


まずは鬱蒼とした杉林を行く。ここは冬道であるが
夏でも上の駐車場まで車で上がらない場合はここから行く。


上の駐車場から直ぐに急登となる。

春ならカタクリが群生する広場に出る。振り返ると雪を抱いた米山が美しい。

今日はお天気がいいので後から後から登山客がやって来る

沢コースと峰コースの分岐。雪があるので当然沢コースは行けない。
暑くなったので合羽の上着の方を脱ぐ。ついでにかんじきの緩みも直す。
ここから更に急登となる

少し行くと展望ベンチに出るが、ベンチは雪の中。左端に刈羽黒姫山
右に米山の展望が素晴らしい。

頂上まで500mと書かれた看板の辺りまで来ると男の人二人が木にロープを結わえ登ろうとしている。どうやらヒラタケを発見したようだ。
ちー、少し遅かったか。実はあわよくばキノコを採ろうとかんじきを履いて来たのだよ。しかし私も直ぐ上の木でヒラタケ発見。

ヒラタケはカチカチに凍っていて採るとボロボロに壊れた。

最後の急登を終え頂上に着く。快晴で360度の展望だが、残念ながら妙高連峰の方面は雲がかかっていてよく見えなかった。

頂上には小屋が二つあるが、これは小さい方の「豆の木小屋」
すっかり雪に埋もれている。

こちらは大きい方の小屋「やまぼうし」と名づけられている。
地元の篤志家が建ててくれた小屋だ。ソーラーパネルも付いている。

越後三山方面

偶然にも頂上近くで同じランニングクラブに所属する○○田さんに会った。聞けば冬は閑なので晴れたらこの山へ登りに来るとの事。頂上で軽い昼食を摂り下山に向かう。

これは頂上に有った桜の木の枝に付いていた桜んぼ?
御覧の様にしっかり凍り付いている。

下山に向かう。木に付いた雪が綺麗だ。


Uさんは下山時山の仲間と沢山会ってその都度雑談になってしまうし、私は私でキノコを探しながら降りてくるものだから、結局登山より下山の方が時間が掛ってしまった。

下山時上の駐車場近くで見つけたヒラタケ?高すぎて採れないよ〜。

この後柏粼墓園の裏山へキノコを探しに行くのだが踏み跡が何にも無いので雪に足を取られ非常に疲れた。また楢の木が思いの外少なく、ヒラタケの生えている木も見つけたのだが秘密兵器を持っていなかったのでさしたる収穫なし。ホントの骨折り損のくたびれもうけだった。
ともあれなまった体には久々のいい運動だったようで。