暖かかったので午後からタラの芽採りに出かけた。まだちょっと早いと思ったが、他人に採られるのは癪なので取り敢えず伸び具合だけでも見てこようと一応長柄の鎌を持って出発。昨年から当りを付けて置いた場所に到着。だがやはり芽の伸び具合はイマイチだった。だがここまで来て手ぶらで帰るのも何だし、やっぱり採る事にした。（性だねえ）
もうちょい伸びてるといいんだが、人に採られるのは嫌だから採る
辺りはタラの木だらけだがいずれも後3，4日後が採り頃という所か。その中でも比較的伸びていたのを採る。（と言いつつ結局小さいものまで取ってしまった。欲だねえ。）
辺りはタラの木だらけ。まるで栽培しているみたい。
その後も予てマークして置いた場所へ移動して採りまくる。サイズの小さいものが多いが集めりゃ結構な量になる。山桜の咲き始めた所もあった。ウチの庭の梅や桜の蕾はまだ固く、いつになったら咲く事やら。
山桜が咲いていました。ウチの庭よりずっと早い。（そもそも花芽が出来ていない？）
さてさてまずまずの収穫だったが今度はこれを料理しなけりゃならん。あー、面倒くせえ！カーチャンがいれば
「タラの芽採ってきたよ。天麩羅にでもして。」
で済ます事が出来るのだが、生憎チョンガーの身。自分で料理しなけりゃ誰もやってくれん。タラの芽はやっぱり天麩羅だろうなあ。で、揚げてみると結構ある。あー、やんなったな。しかし途中で止める訳にもいかんし。やっぱりカーチャン貰わんと駄目だな、こりゃあ。あ、いかん。風邪を引いているので鼻水が衣の小麦粉に入ってしもうた。ズズー。鼻紙、鼻紙・・・・。ま、塩を入れたと思えばいい。気にしない、気にしない。
はぁ〜、やっと揚げ終わった。疲れたどー。どれ食べてみよう。おお、鼻水の味付けが効いているせいかなかなか行ける。少しほろ苦いものも有るし酒の肴にぴったしだ。あまり小さいのは残してきて置いたから旅行前にもう一度採りに行かねばならんな、こりゃあ。ムシャムシャ、アーうめえ！でもこんなにいっぺこと食って体に悪くないかな、アータラ、コータラ・・・（うるさい、黙って食え！――あ、ハイ。でもうめえ）
