すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ワックス掛け

 久し振りにリビングと玄関ホールのワックス掛けをした。人の来ない時でないとなかなか出来ないのだが、ご存じのように我家は入れ替わり立ち替わり誰か来ている。ワックス掛けを中途半端で終わりたくないので、暫くしないでいたらズルズルと来てしまった。で今日は何となく誰も来そうも無かったので思い切って掛けた。

 蜜蝋ワックスを塗った後、から拭きする。中腰でやっていたら疲れた〜。
予定ではあと台所とトイレをやるつもりだったが、後日また気の向いた時にやる事にした。(いつになるやら・・・)

 それにしても昔の人はエライ。毎日小糠で床を磨いていたのだから。もっと簡単に出来る方法があれば私だって毎日やるのだが・・・。(嘘つけ!)
まあ、あまりやって床がつるつるになり、滑って転んで骨折でもしたら困るので、セーブしてやっておるのだよ。(単にノメシコキなだけだろ!)

 我家のリビングの床は浮造り(うづくり)と言って、杉などの木目の美しい板の表面の柔らかい所を削って木目を浮き立たせた仕上げ方を採用している。新築の時に大工さんからやってみないかと言われたので、面白いから採用した。ちなみに我家の床材は松である。私の小学校時代の校舎は木造建築であったから、床も当然木貼り。それも今のような合板フローリングではなく、杉の無垢板であった。毎日どれだけの人がそこを通った事か。当然板の柔らかい所は減って固い年輪の部分が浮き出る。何の事はない。自然と浮造りとなったわけである。今こうして思い出してみると、確かにあの床は天然木特有の味が有ったなあと思う。毎日掃除をして磨き上げた無垢板だからこそそうなったのである。今の合板フローリングではどんなに月日を重ねてもそんな風にはならない。ただ表面がはがれ、汚らしくなるだけだ。

 まあ後何年生きられるか分らないが、死ぬまでに我家の床がどのように変わって行くか楽しみである。え?傷だらけ、シミだらけの床になり、とても味どころの話には程遠い床になるだろうって?うん、確かにそれは言える。私も実はそれを危惧しておるのですよ。(あまりホントの事を言うな!)