以前ジャズクラブの仲間だった○田さんがオープンデッキをくれるというので有り難く頂戴することにした。まあ、今はPCMレコーダーが有るから小さくてデジタル録音できるので、確かに場所を取り音質も劣るテープデッキは無用の長物と化した格好だ。だが10号リ−ルのかかるオープンデッキがそこにあると何か風格が有る。見ていて如何にもオーディオをやっているなあという感じがして気持ちがいい。幸い戴いたデッキは4トラックオートリバースの奴だから、これなら私も以前エアチェックしたテープが有って使えるので都合がいい。
閑話休題。○田さんは私より確か4歳年上だったと思うが、私同様未だに独身で有る。その○田さんが我家を尋ねてきたのはパソコンを教えて欲しいからだという。何でも高齢者が習うパソコン教室にも通ったが、ほんのさわり程度だったので、もっと何でも出来る様になりたいとの事。おまかせあれ、オッホン！（おお、何もそんなに反っくり返らなくてもいいよ）幸いもう光回線は通っているし、プロバイダーとも契約しているそうな。まあ、それだったら使わないのは勿体ない。使い倒して使いまくるのじゃー、とけしかけておいた。
実際お高いパソコンを買っても充分使っていない人が多い。あなたそれでは宝の持ち腐れという物ですよ。大体使わない人というのは、そもそも毎日パソコンに触らない。触らないからいつまでたっても覚えないという悪循環だ。ふふふ、この私めが裏技も交えてじっくりとお教え致しましょう。無論教授料なんて戴きませんよ。何せ「パソコンお助け商会」なんですから。出来なかった人が出来るようになるのを見るのは嬉しい。
ところで私の所へずっと前から飲み会で会う度にパソコンを教えてくれと言っている町内の○本さん、言っているだけで行動しなければいつまでたってもパソコンは出来ませんよ。あ、ひょっとして「教えてくれ」と言うのは只の外交辞令だったので？そうだとすると信じた私がバカだったのね、グスン。何せ純情なもんで。（え、何処が？――ウルサイ！）
