インターネットで先頃漫画を購入したのは述べたが、実はこれは私が持っているある漫画の最終刊だったのである。以前の私の職業の廃品回収業という仕事の性格柄漫画本は容易に手に入る。その中で面白いと思ったものを在庫しておくのだが、どう言う訳か最終刊が手に入らないことが多い。以前も佐藤まさあきの「野望」と言う本の最終刊がなかった。やはり何巻か読んで結末が分らないというのは何となくすっきりしない。たかが漫画だが下手な小説なんぞよりよほど上手く書けている漫画本もある。でその時の「野望」の最終刊は友達が古本屋で見つけてくれた。
今度の本も実は以前古本屋をあちこち探した経緯があるのだが。見つからなかった。それはそうだろう。今迄に刊行された漫画の単行本の数は何千万冊、いやもっと有ると言ってもいいだろう。その中で目指す本を見つけるのは至難の業で有る。だがインターネットは有り難い。足を棒にして歩かなくても居ながらにして見つけることが出来る。しかも状態のいいものを安価で購入出来る。誠に良い時代になったものである。
とにかくこれで見たかった本の最終刊が手に入り、ストレス解消であるが、読み終えればああやっぱりこの結末だったなとわかり、何て事無いのだが、手に入らなければ納得出来ないのだから、欲しくなるのは当然だ。
それにしても昨今は面白い漫画が少なくなりましたなあ。
