これだけ騒がれているのに未だに振り込め詐欺の被害が一向に減らないのは何故だろうか？ニュースで取り上げられ、警察も警鐘を鳴らしているのにだ。
今日もロトくじを扱った振り込め詐欺の被害に遭った女性のニュースをＮＨＫが取り上げていたが、私が思うにどうも被害に遭う方達は結構お金が有る様なのだ。尤も敵もお金が有るだろうと思うから、そこに狙いを付けてくるのだろうが。お金の有る人は余裕が有るから「少し位なら・・・」と思ってしまうのだろうか。この女性の場合言葉巧みに話を持ちかけられてうまうまと乗せられた様だ。しかし根底には「安全なら儲けてみたい」という心理があったのではないか？それが見る目を曇らせてしまうのだ。骨董品を買う時も同じである。「儲けてくれよう」という思いが強いと必ず真贋を誤る。なまじ私みたいに余計な金がないなら手を出すこともないのだが・・・。
一般に先に金を送れというのは疑って掛かってみる必要がある。インターネットオークションは先に金を送るのが習わしとなっているが、これとても出品者の信用度と実績がちゃんと示されているのである。況んや何の信用もない相手の所に無条件で先に金を送るなどと言うことが如何に危険なことか、良く考えたらわかる筈だ。オレオレ詐欺にしてもまず本人に折り返し確認してからでも遅くはないのである。
一度位私にもこの手の詐欺電話が掛かってきても面白いと思っているのだが、一向に掛かってこない。どうやら先様も私に金のないのをよくご存じの様で・・・。
