お天気がいいので温泉に入って蕎麦でも手繰ろうと旧高柳町の「じょんのび村」へ出かけた。お昼までまだちょっと時間が有ったので近くの部落の荻の島に寄った。ここは藁葺き民家の環状集落として全国的に有名な所であるが、近年はその藁葺きの家が年々減ってきていて保存運動に力が入れられている。今日は天気がいいので多くの観光客が訪れていた。
荻の島の藁葺きの家。右端の家は修復中。
さて荻の島で適当に散歩し、時間を潰してお目当てのお蕎麦屋さんへ。ここは最近開いたお店だが、中々評判は良いようだ。昨日のキノコ採りの帰りに津南町の評判のお蕎麦屋さんに寄って食べたが、値段が高い割には美味しく感じられなかった。で今日はそのリベンジを果たそうという訳だ。
お店は一般の民家を改造した物で靴を脱いで座敷に上がって食べるのだが、案外お蕎麦屋さんにはのスタイルも行けるのではないか。お蕎麦は布海苔を繋ぎに使ったものだが、私は布海苔ではなく小麦粉だけを使った物の方が好きなので少々がっかりしたが、味はそんなに悪くは無い。ただもうちょい蕎麦つゆに深みがあって欲しいことと蕎麦に甘みと風味が有ればいいと思った。矢っ張り中々自分の好みのお蕎麦はお店では食べられない。自分で下手ながらも打つのが一番か？
美味いと評判のお店「ふかぐら亭」ざる蕎麦の大盛りを頼んだら
本当に笊に載って出て来たのには苦笑いした。
お後はじょんのび村の温泉施設でお風呂に入る。今日は山の帰りではないのでゆっくり入るぞー。まずはお昼を食べた後なので少し眠かったので休憩室でテレビを見ながらうつらうつら。それからサウナに入ったり温泉にゆったりと浸かったりする。お風呂から上がった後はマッサージ機であー、いい気持ち。
高柳じょんのび村「楽寿の湯」
まだ時間が有ったので農民貸別荘のファームハウスに行ってみることにした。ここは自炊設備を完備した貸別荘で家族単位で借りても仲間同士で集まってワイワイやるのにも便利な建物である。私ももう十年以上前になるが東京のジャズ評論家先生達を仲間達と一緒に招いて深夜まで語り合ったことが有ったが、今では懐かしい思い出である。市に申し込めば（私達が借りた当時はまだ高柳町が合併前であったので町に申し込んだ）たぶん貸してくれるはずだ。
この吊り橋を渡ってファームハウスに行く。
なお反対側からも車でアクセス可能。
大小7軒程のファームハウスが有って人数に応じて借りられる。
さてさてのんびりと秋の一日を暖かい陽気の中で過ごして久々に楽な気分に浸れました。明日からはまたどんよりとした日本海側の天候になる。束の間の「じょんのび、じょんのび」でした。
