今日は私の家を建てたＫ工務店さんが毎年開いている山菜パーティーの日。朝Ｋさんの会社へ集まると大勢の山菜好きが集合していた。中には山菜エプロンを着けている方もあり相当のベテランとお見受けした。銘々さあこれからごっそり山菜を採ろうという気迫にあふれている。
まず社長さんの挨拶。次いで大勢参加してきているので部隊を4つに分けることにした。まず奥山？コース。これは健脚向きと言うことだが実際は奥の山へ行くだけで別段それほど健脚でなくても大丈夫だった。ただ途中の農道が狭く車1台がやっと通れる程度なので寧ろ運転の方が大変だった。
他は近くの山コース。平場コース、えーと後何だったかな？まあいいや。とにかくその辺コースだな、たぶん。（何じゃそりゃあ）
奥山健脚コースは参加者が少ないだろうと想像していたら、これが豈（兄）図らんやオジ（弟）けしからんやでたくさんの応募となった。どうやら皆奥の山へ行けばさぞかし見事な山菜が採れると期待してのことらしい。で奥山コースは車4台に分乗して出発。狭い農道の終点地に車を停め、そこから茅が枯れて横たわっている耕作放棄地と思われる原野を歩いて行く。
茅とコゴミの生える原野を行く
ようやく目的地あたりに着くと案内役のＹさんがこのあたりにいくらでも生えていますので好きなようにとってくださいとのこと。集合時間を1時間ちょっと後（午前11時）に決めて各自行動開始。
早速川を渡り崖にとりつこうとしたところ私の左足がズブズブと泥の中にめり込んで行く。ありゃあ何て柔らかい泥なんだ。と思っているまもなく長靴の中に泥水浸入。ヒエー、何てこった。行動開始直後からとんだ災難に・・・・。
しかしこんなことでめげてはいられませんよ。大きいウドやゼンマイを目を皿のようにして探す。そうすると有った、有りましたよ〜。辺りにぞろぞろと生えているではないか。しかし小さいのが多い。で、なるべく小さいのは残そうとするのだが、そこは欲深な私。つい小さいのも採ってしまう。まあ型のいいやつはゼンマイでもウドでも急傾斜地に生えているので、これがちょっと採るのがやっかいなのだが、まあそう言ったところが山菜採りの醍醐味なのかもしれぬ。
集合時間がきたので各自集まってきたが皆獲物は沢山だったらしい。全員ニコニコ顔で有る。肥料袋やリュックにぎっしりと山菜を詰め込んできた人も有った。今日は週間天気予報では雨が入る予定だったが、天気が崩れるのが遅くなったお陰で絶好の山菜採り日和になったのも良かった。ところで山菜を採っている時の写真はというと、夢中で採っていたのでつい撮り忘れてしまいました〜。（相変わらずドジだな）
さてさてお昼は山菜パーティーです。各自収穫が少ないとお昼に食べる山菜が有りませんよなどと出発前に社長さんに脅かされていたが、何の事はない。しっかり社長さん家族や従業員、お手伝いさんたちの尽力で見事な山菜料理がテーブルの上に所狭しと並べられ、私たちは採ってきた山菜を全然供出しないですんだので有りました。手打ちのお蕎麦も食卓に配られパーティーは否応無しに盛り上がる一方です。どの顔もおいしい山菜料理をお腹いっぱい食べてハッピー、ハッピー。来年また参加しましょうねと互いに挨拶してお別れしました。
さーて何を食べようかな。つい目移りしてしまう。
コゴミの胡麻和え、ワラビやウドのきんぴら、木の芽のお浸し、
その他色々あります。
家族連れも大勢参加しています。
手打ち蕎麦も有りまっせ。
これはコシアブラの天ぷら。なお余った山菜料理は折に詰めて
お持ち帰りしても良いとの事。皆ウハウハ顔でお土産にして
持ち帰りました。
