３Ｄプリンターで拳銃を作り逮捕されたニュースが流れたが、考えてみるとこの３Ｄプリンターは画期的な機械だと思う。医療を始めとして様々な分野で応用されている。まだまだ価格は高価で有るが、そのうち大量生産されれば、それこそ今のプリンターのように安価で手に入る時代がく来るかもしれない。尤も平面でないので紙のようにいくらでもプリントする訳にはゆかない。失敗するとゴミが増えるだけでしかもかさばる。ゴミに捨てるったってゴミ捨て代もバカになりませんよ。まあ立体化するための材料が失敗したら何度でも使えればいいんだけどねえ。
でパソコンソフトも３Ｄが制作できるのは昔から有ったが、やや専門的だった。そこへついにPhotoshopが新しいバージョン（PhotoshopCC）で３Ｄ化に対応した。これで制作したものを３Ｄプリンターにかけると簡単に立体化できるらしい。これいいですなあ。表札なんかもこれで作ったら面白いし、他にも壊れたものの補修部品を作るなんて事も出来るかも。まだ機械の値段は高いから、そのうち街の事務機屋さんあたりが「３Ｄ制作承ります」なんて看板出して、こちらはPhotoshopで制作したファイルを持ち込んで３Ｄ化してもらうなんて事になったりして。
でもこれ案外新しい商売になるんでないの？でもそもそもこの機械、一体誰が最初に考えついたんだろう？なんかノーベル賞ものみたいな発明の気がする。とにかく銅像なんかもこの３Ｄプリンターで原型を作ってしまえばいいわけだから、彫刻家の手を借りなくても良くなった。用途今後益々多様化しそうだ。今後は素材がプラスチックのようなものばかりでなく、セラミックだとか 木の粉末を用いて木製品のようなものが出来れば言う事無しなのだが。
まあ今回のように悪用されないのを祈るが、３Ｄプリンターの未来は明るいと思う。ああ、早く家庭でも使える時代にならないかなあ。
